** Blue Wind ** Tanka Blog, by Masako Shiraishi

The tanka is the short poem written by the 31 syllables in Japanese letters,
consisting of the 5, 7, 5, 7, 7 ones at almost all the time.
I prefer you may enjoy my short sound of the messages with my love forever like the ancient poets in the Manyoushu.
Thank you for your visiting on my site.

 

わたしの短歌は
ジョアン・ジルベルトがボサノバを歌うように
シャンソン歌手が詩の朗読をするように
淡々とつぶやくように読んでほしいのです
ロックのリズムでもかまわない
ハウス・ミュージックでもかまわない
アコースティックなギターの調べでも
つまびらやかな流れるようなピアノの調べでもかまわない
潮風に吹かれながらでも
5月の風に窓を開け放したクルマの中でもかまわない

サウンドの中に詩が響きますように
歌だから・・・



〜すべてのネット歌人たちに捧ぐ〜




January 14, 2010

サプライズ

聖書を何冊ムダにしただろう。それを犬のせいにするのは簡単なのだけれども、実際にはわたしがだらしがないせいかもしれないと思う。

いや、ここなら安全だろうと思って置いておいても、犬も成長し、いつのまにやらキッチンの上にまでジャンプするようになっては、自分が届かないところにでも置いておかないと無駄な抵抗という気がする。もしかすると、うちの犬は猫かもしれないと思ったり・・・

それでも、ページがバラバラにされないうちは使えるだろう・・・今の聖書。

が、しかし、通読用の聖書は荒らされないのに、普段勝手に開いているだけの聖書が襲撃されるところを考えると、犬も選んでいるのかと思ってしまう。無意識のうちにわたしの気持ちが現れているだけなのかも。

☆☆☆

このところまた仕事をさぼりつつあるけれども、この3年でわたしもずいぶん変わったと思う。それは社会を眺める目が変わったのかもしれないし、今までは他人事のように思えてきたことが他人事のように思えなくなり、少しは社会性というものが身についてきたのかもしれないと思う。

開業して、最初のうちは患者さんの数が少なくて、本当にやっていけるのだろうかと心配していた。家賃を払ったり、お給料を払ったり、支払いのケタがずれてしまったがゆえに、家の中のことだけ考えているだけでは済まないし、お財布の中はいつも小銭と領収書が溢れ、とうとう壊れてしまった。銀行に両替に行く時間がもどかしくて、つい小銭を貯めるくせがついてしまったせいだ。

自分が支払う側なら気にならないことでも、支払いを受ける側となると緊張する。いつも厳しい視線を感じるような気がするし、ジャッジする側からされる側に回ることで、労働の厳しさや楽しさも学んだ。聖書には人を裁くなと書かれているけれども、社会とはいつも誰かが誰かをジャッジしているような気がしてしまう。あの人は仕事ができるとかできないとか・・・

が、しかし、わたし的優秀な営業さんというのは、麻しんワクチン1本のことで休みの日にわざわざ水戸まで行って取り寄せてくれる人とか。普通だったらそこまではしないだろう。それに、今だったらそこまでしてもらうこともないだろう。が、しかし、こちらの心境を察してそこまでしてくれたからこそ、彼に対する信頼も厚かったのである。

が、しかし、そうやって優秀な人はやはり転勤してしまう・・・

営業は、努力した人が報われると思ってしまう。このところ、短歌のことで、営業の人が来て契約し、経理の人が来て集金、ということを2度繰り返した。会社から遠いのに年配の経理の人がわざわざというのは申し訳ないので、今回は振込みにするつもりだったのに来てくれた。営業はそのほうが歩合がつくから気にしなくてもいいですよと経理の人に言われた。訊けば、歩合は1000円・・・ もしかすると交通費のほうが高いのではないかと思った。

が、しかし、大切なのはそういうことではないらしい。営業マンというのは、そういう細かいところで査定され、今回、わたしは表彰状とお花をいただいたのだが、いわば感謝状みたいなもので、社長賞が出たのはあちらだった?

でも、うれしいよね。わたしのつまらない短歌が誰かの役に立ったわけで、国会議事堂で結社誌を読み漁り、わたしなんて実際には1度くらいしか投歌したこともないし、よくわたしのところまでたどり着いたのかと感心してしまう。その証拠に、心配されていた振込み詐欺などのダイレクトメールなども1件もないし、普通は無理だと思って諦めるだろう。

でも、こちらもすごくメリットがあり、年末くらいからへたり気味だった姑さんが急に元気になり、看護師も娘も少しはソンケーのまなざしで見てくれるようになった気がする。普通の主婦にとっては、そういうささやかなことが重要に思える今日この頃。叔母にも知らせて驚かせよう・・・ 皆が驚くのが面白い。

(マルコ 5. 6-8)

今はただ風のつよきに驚きつ、再び風よ吹くままに吹け

今はただ風のつよきに驚きつ、再び風よ吹くままに吹け

夕まぐれ星ひとつ光る空の闇広がるままに見つめてみれば

夜は闇、星は光りつ。昼は空、星はまぎれつみえぬばかりか

こだわりは手さぐりで消え隣人はいづことなしかおとづれて消ゆ

ことのはは未熟なれどてのひらにのせてはこびぬ煙よりまし

カレンダーいつしか消えてもちかえる人の多さに節約を知る

正月は派遣村のニュースから慣れてゆく音批判する音

仕事などいくらもあると皆が言う。でもダメだろうなと皆が言う。皆って。

新年はとりのこされてありがとう。一年がまだ終わらぬように。

一年が期日のなかに過ぎゆけば年明けぬまま越せぬ風の音

(イザヤ 48. 1-6)