July 25, 2012

天国は遠い・・

今、消費税を値上げしたら、また生活保護の人たちが増えるだけのような気がする。しかも、税収だって将来的には減収だろう。手取り所得が減って、買い物を増やす人がいたら、経済破綻者としか言いようがない。


デフレが続いているので、税金が増えても、モノの価格が高くなった気がしないということは、売上が減少しているということで、そうなればボーナスカットやリストラにつながる。どこもかしこも不景気で、しかも自然災害のオンパレード。地震はおさまらないし、逆に首都圏の大地震の予報すら流れている。


国会中継がなされ、首相の覚悟が固ければ固いほど、消費税が値上がりし、社会保険料が値上がりし、電気料金が値上がりし、ますます生活が苦しくなった時に備えて、ますます財布の紐が堅くなる。


教会だって同じ。


毎回、何がしかの寄付やチャリティの話ばかりで、これ以上は勘弁してほしいという空気。教会行くと、財布がカラになるねと話す。わたしは会計のことは知らないけれども、深刻そうな顔で、財政難と言われる。節約のために、トイレのゴミまで信者の誰かが持ち帰る。


某チャリティのとき、単位が千円。

なるべく教会の外で寄付をもらってくれと言われたが、教会の資金のために、信徒以外の人の誰に1000円の寄付を頼めるだろう・・・こんな時代に。次いで、司祭館の建設?


日曜日に駐車させてもらっていたホテルが潰れた。次回からどこに車を停めたらよいのだろう。


秋にはバザー。バザーのくせに、料金が高い。値札付けの手伝いに行ったら、安すぎると叱られた。幼稚園のバザーだと、新品の鍋でも500円くらいで売っているのに、教会だと中古の鍋が2000円だったかな・・・


売れたんだろうか。


聖歌隊の席には座らない。居心地が悪いから。歌ってはいるけどね。


娘も嫌がり、友達はもっと嫌がり、やっぱりわたしだけではないのだと、近頃、素直に認められるようになった。わたしが嫌なのは、わたしのわがままかもしれないと思っていたが、あるいは、そのうち慣れたら変わるだろうかと思っていたが、手話サークルの仲間と後ろの席で、御ミサの手話の練習をしているほうが楽しいことに気がついた。


今の教会に慣れるに従い、次第に教会へ行く回数が減っている。勉強会も行かなくなったら、聖書の集いと名称が変わっていた。出席者もやることも同じなのに、名前だけ変えても意味がないと思うのだが、突然、行かなくなったので、深読みされているのだろうか。


突然、教会へ行かなくなったのは、主には姑さんが原因だったのだが、メンタル面では、タヒチ旅行について、ちょこっとイヤミを言われたのが原因だったのかもしれない。旅行など興味のない人にはわからないかもしれないが、生活費を削ってまで旅行に行きたいんだよね、昔から。それを誰かに理解してもらおうとは思わないが、それを切り崩してまで、教会の財政難を救いたいとは思えない。


そういう金銭的なことが原因で、信仰心が薄いと思われるなら、それはそれで構わない。ほとほと嫌気。みんなの生活が苦しい時に、司祭館を建設すると言い出すのが当たり前なら、逃げ出してヴァカンスに行くというのも当たり前なのである。(たぶん)


ヨハネ 7. 32−36


天国は遠い・・・  

投稿者 Blue Wind : 04:43 AM | コメント (0) | トラックバック

無事に行けるかな・・

今年は、マリア様の家に行く。


場所は、エフェスの遺跡の近く。トルコのエーゲ海側の山の中。ガイドブックで見つけた。


聖書の中には出てこないが、イエス様の磔刑の後、マリア様は聖ヨハネとともにエフェスへ。聖ヨハネ教会は、セルチュクというエフェスの遺跡から4キロくらいのところにあり、そこからマリア様の家まで7キロくらい。聖ヨハネはエフェス(セルチュク)に住み、聖書の中の福音は、そこで書かれたらしい。


マリア様の家も聖ヨハネ教会も、ガイドブックにはほとんど記載がない。日本のガイドブックにあるのは、エフェスの遺跡のことばかりで、中の地図まで載っている。一つわかったのは、マリア様の家に行くには公共の乗り物がないので、タクシーを使うしかないということ。毎年15日には御ミサがあるらしいが、カッパドキアにも行ってみたいので、諦めた。


トルコの地図を眺めていると、聖書の中に出てくる地名が名前を変えて存在していることに気づく。今では当時の痕跡はまるでないらしいが、一度は行ってみたい国だ。


が、しかし、結構、不安になっている。


理由は、シリア情勢。東部へ行かなければ大丈夫だとは思うが、最近、トルコへ行ってきたばかりの人が、タクシーで強盗に会い、財布を盗まれたという話を聞かされた。この他にも、絨毯詐欺とか、日本人を狙った事件が多発。そういう意味では、かなり警戒感がある国。


第2の不安因子は、エアチャイナ。


トルコ航空の航空券があまりにも高額なので、北京経由でチケットを取った。すると、昨日のニュースで、北京の豪雨のことが報じられており、8万人が北京空港で足止めされたらしい。来月には落ち着いているかもしれないが、なんせ中国である。何があるかわからない。中国人と一緒に旅行するのは気が進まないが、経費の節約にはなるので、我慢するところは我慢しようと思う。


初めてバリ島へ行った時も、行く前はものすごく不安だったが、行ったらすごく良いところだったので、行けば何とかなるだろうと楽観的に考えることにした。


それにしてもトルコは広い国だ。地味に広い。ツアーだとバスで移動するらしいが、個人でバスを使うと、ほとんど観光する暇がなくなると思う。交通が不便なので、移動の途中に観光するツアーの日程のようにはいかないだろう。というわけで、国内の移動には飛行機を予約したのだが、正直、少しもったいない気もしている。エフェスからコンヤまでバスで移動してみたかったが、夜行バスだとどうせ何も見えないし、楽をすることにした。


ルカ 12. 4−7

投稿者 Blue Wind : 03:17 AM | コメント (0) | トラックバック