July 25, 2012

無事に行けるかな・・

今年は、マリア様の家に行く。


場所は、エフェスの遺跡の近く。トルコのエーゲ海側の山の中。ガイドブックで見つけた。


聖書の中には出てこないが、イエス様の磔刑の後、マリア様は聖ヨハネとともにエフェスへ。聖ヨハネ教会は、セルチュクというエフェスの遺跡から4キロくらいのところにあり、そこからマリア様の家まで7キロくらい。聖ヨハネはエフェス(セルチュク)に住み、聖書の中の福音は、そこで書かれたらしい。


マリア様の家も聖ヨハネ教会も、ガイドブックにはほとんど記載がない。日本のガイドブックにあるのは、エフェスの遺跡のことばかりで、中の地図まで載っている。一つわかったのは、マリア様の家に行くには公共の乗り物がないので、タクシーを使うしかないということ。毎年15日には御ミサがあるらしいが、カッパドキアにも行ってみたいので、諦めた。


トルコの地図を眺めていると、聖書の中に出てくる地名が名前を変えて存在していることに気づく。今では当時の痕跡はまるでないらしいが、一度は行ってみたい国だ。


が、しかし、結構、不安になっている。


理由は、シリア情勢。東部へ行かなければ大丈夫だとは思うが、最近、トルコへ行ってきたばかりの人が、タクシーで強盗に会い、財布を盗まれたという話を聞かされた。この他にも、絨毯詐欺とか、日本人を狙った事件が多発。そういう意味では、かなり警戒感がある国。


第2の不安因子は、エアチャイナ。


トルコ航空の航空券があまりにも高額なので、北京経由でチケットを取った。すると、昨日のニュースで、北京の豪雨のことが報じられており、8万人が北京空港で足止めされたらしい。来月には落ち着いているかもしれないが、なんせ中国である。何があるかわからない。中国人と一緒に旅行するのは気が進まないが、経費の節約にはなるので、我慢するところは我慢しようと思う。


初めてバリ島へ行った時も、行く前はものすごく不安だったが、行ったらすごく良いところだったので、行けば何とかなるだろうと楽観的に考えることにした。


それにしてもトルコは広い国だ。地味に広い。ツアーだとバスで移動するらしいが、個人でバスを使うと、ほとんど観光する暇がなくなると思う。交通が不便なので、移動の途中に観光するツアーの日程のようにはいかないだろう。というわけで、国内の移動には飛行機を予約したのだが、正直、少しもったいない気もしている。エフェスからコンヤまでバスで移動してみたかったが、夜行バスだとどうせ何も見えないし、楽をすることにした。


ルカ 12. 4−7

投稿者 Blue Wind : July 25, 2012 03:17 AM | トラックバック
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