やる気なら、やらねばならぬことだらけ。無情な時計、進みゆく針。
だるだるでいらちな人らみおくって、せっかちすぎるわれをおもいし。
サンダルが分解されてぐるぐるとオトがくわえてふりまわしてる
あきらめて、それが犬だとあきらめて、すこし気分がすぐれたる吾。
ふるき日のことなかれ主義のすばらしさ!喧嘩したとて損するばかり
イメージが先行してかつくばねに、シティ・ホテル、で悶着ラッシュ
乱立に慣れてしまった人たちに地域密着無駄骨の冬
「特になし」と書かれた日記ニュース欄 無視ほどつよいものはなき吾子
なんとなくつよいんだよね今の子は。堂々としてなわとびを飛ぶ。
捨て犬を保健所まかせの世の中は拾う者なき吾が捨てられしも
叱られて捨て猫捨てに戻りなば友の家にぞ猫の箱みし
懐かしき想い出もまた遠のけばあの猫もまた亡くなってるか
家計簿を圧迫するか犬の餌人の飯では病と謂うが
考えてストレスためる夫の話 知識という毒の粉かな
おおらかな顔をしながら家の外走る小犬を追いかける吾
求められて生きる犬あり 捨てられてラブは捕まる保健所の檻
捨て猫や捨て犬のいる世の中は善い人たちの歩く道筋
飼い主の責任だけに耳をやり、知らん顔して過ぎてゆくのか?
服を着て監察札を首にさげきょろきょろ避ける保健所の人
短歌だと思っていたら短歌など詠めやしないさ今の時代は
まのぬけたカラスの声に起こされて寝ぼけた朝にしらみゆく空
ちらほらと白い破片の散らばりぬ深き眠りの冬さがりゆく
CDを取り替えるのも面倒な気分のままで早2週間
母犬の腹蹴る子犬すくすくと育ちすぎかと逆子の添い寝
冬空は飛行機ライト落ちそうなくらい黄色く光り、何処へ
のんびりとマリアの顔を眺めてものほほんとして何も答えぬ
○彼方から響く根雪の鳴き声か されどパースに花火は上がる
☆結晶の空の想いの消えゆかばまことしやかに塊となる
○はらはらと肩に降りたるひとひらよ 雪のはかなさ花火のかけら
☆氷張りうつろう雪は地のうえに姿かえゆく小春日和に
○まさぴんさん
☆Rin
○ はかなくも雪のごとく降り消ゆる未来(あす)への希望木枯らしの中
☆ 残雪を蹴り上げてなお残雪は闇路の柘植の根元のオブジェ
○ 降り落ちて積もり積もるは雪なのか人の想いか累積赤字か
☆ 一片は儚い雪の戯言も屋根すら潰す深雪の里は
○・・・まさぴんさん
☆・・・Rin
ハンドル名を復活させるか・・・
雪解けはゆっくりとした昼下がり 薄氷を蹴り昇る階段
氷片はぐったりとして寄り添って日影に隠れ一つのオブジェ
さらさらと雪に戻った薄氷はパラパラと散り水に変わりぬ
朝のうちとても頑固な氷道夕陽の中で水音立てる
母犬の見渡すような庭景色芝のうえなど久方ぶりか
大河にはやがてぶつかる海がありうずしおの中踊る魚あり
海の中他人事だとながむれば他人事だと群れなす魚
テレビには浮かれる人の声流れ象徴という生贄のあり
次期選挙睨んで人は動き出し終わってもなお終わりなき渦
権限は重要なのだと長細く描かれた文字眺めて走る
真夜中に喧嘩してるか小鳥すらチュチチチと鳴き庭は鎮まる
雪の日は何事もなく詰め合わす動く人だにクルマ過ぎゆく
鬱蒼と未来の扉考えて生きてるばかり老いるまにまに
深夜にぞ聴こえる声の虚しけれすぐそこなれど姿なき闇
未来っていつもどんより曇ってる雪の日の空見あげるようだ
ひっそりと積もっていたか白雪は夜明けとともに窓の絵変わる
少しずつ融けて積もりぬ雪のうえ降る雪見えぬ大地白色
少しずつ雨に変わっていくような雪は大きな花びらの舞
バビロンの崩壊するをみるようなカメラの位置に灯りは映る
チャンネルをかえてもおなじニュース流れ飽きた吾子はおやつを探す
降る雪を待っても外は音もなく静かな宵は深まるばかり
崩壊はあっという間にやってきて正義とはまた力なるかな
殺伐と言葉にならぬ悲鳴には電子の文字がよく似合うかな
子のおもちゃ買うて戻りぬ夫の声の高らか「安い」、本音滲みて
右腕を少しもちあげ100キロの重石のようだ母の拳は
辛いことだけが残った拳には開くことのないつながりうつつ
労働と投資と投機とブローカー、電子と空気、校庭の風
蕎麦茹でて茹ですぎぬうち火加減を落としてゆくか年越した蕎麦
ヴァカンスの終わったような経済は津波むかえた白砂のよう
少子化で減るはずだった受験生増えているのも少子化のせい?
日時計をパソコンのうえつくっても朝の光に静かに倒れ
去年も一つ落としてしまったし、忘れた頃にやってくるバトン・・・
このところTBといえば連日のエロTBばかりで、メールとTBの削除を日課としてしまっている。にもかかわらず、がんばってるなーと少し感心。
ルールは、
『イメージでつながっている言葉(キーワード)の最後に自分のイメージを1つ新しく付け加えそれを新たに「3名様を指名」した上でお渡しする』
だそうです。
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鼻・・・
鼻についてのうんちくは、ぐたさん 。
鼻っていうと、天狗や団子のような造型しか浮ばない。
鼻より団子とは言わないが、だんごっぱな、とかさ。
どちらにしよう・・・
「初バトン 貴女以外に いないでしょ だから お願いいたします^^♪」(ぐたさま)
字足らずをごまかされても貴女ならゆるしてしまう初バトン。ぽとっ
というわけで、バトン落としちゃった。(笑)
しあわせに吹く風の音は音もなくワイパー窓にぶつかり消える
ボロ車いつか壊れて走れないその時までを君と過ごそう
パソコンも次世代までは続かない?画面の悪い色におどろき
震源地いつものこととテロップは無機質な文字画面に浮べ
今日もまた明日もまたかと地響きの轟音さえも聴きなれた音
ゆっくりと温暖化進む地球なれどわが指先のなぜに冷たき
かざぐるま聳えいづるや校庭に。小さくなった地球はまわる。
トケイソウくらいで塀が壊れると言われちまったあの夏は何?
われら消えてホッとして木が目を覚ます灼熱の空まっしろな月
赤ちゃんの笑みすこやかな寝顔抱くフィリピーナの緩みたる冬
立ち寄った初めての店マックには見覚えのあるほくろに出遭う
マックにはきまじめすぎる見習いに家庭の主婦の立ち姿思う
子を抱き子は歩き出し子の匂い連なるような昼さがりかな
この先は湖なのか河なのかいくつ過ぎたか交差点の道
ゆうやけがまうしろにあるドライブはミラーの角度みがまえてみる
受かったらおしまいなのよ、お弁当。寝坊の朝にけだるくも詰め。
結婚が10年遅くなったなら孫の顔まで20年過ぐ
祖母のこと一つ羨む古はわが年の瀬に孫抱く人おり
墓場まで突っ走るにはだるだるなひねもすはゆく。さて何しよか?