January 31, 2006

【今日の短歌】 なんとなくつよいんだよね今の子は。堂々としてなわとびを飛ぶ。

やる気なら、やらねばならぬことだらけ。無情な時計、進みゆく針。
だるだるでいらちな人らみおくって、せっかちすぎるわれをおもいし。
サンダルが分解されてぐるぐるとオトがくわえてふりまわしてる
あきらめて、それが犬だとあきらめて、すこし気分がすぐれたる吾。
ふるき日のことなかれ主義のすばらしさ!喧嘩したとて損するばかり

イメージが先行してかつくばねに、シティ・ホテル、で悶着ラッシュ
乱立に慣れてしまった人たちに地域密着無駄骨の冬

「特になし」と書かれた日記ニュース欄 無視ほどつよいものはなき吾子
なんとなくつよいんだよね今の子は。堂々としてなわとびを飛ぶ。

投稿者 Blue Wind : 03:45 AM | コメント (0) | トラックバック

January 30, 2006

【今日の短歌】 服を着て監察札を首にさげきょろきょろ避ける保健所の人

捨て犬を保健所まかせの世の中は拾う者なき吾が捨てられしも
叱られて捨て猫捨てに戻りなば友の家にぞ猫の箱みし
懐かしき想い出もまた遠のけばあの猫もまた亡くなってるか

家計簿を圧迫するか犬の餌人の飯では病と謂うが
考えてストレスためる夫の話 知識という毒の粉かな
おおらかな顔をしながら家の外走る小犬を追いかける吾
求められて生きる犬あり 捨てられてラブは捕まる保健所の檻

捨て猫や捨て犬のいる世の中は善い人たちの歩く道筋
飼い主の責任だけに耳をやり、知らん顔して過ぎてゆくのか?
服を着て監察札を首にさげきょろきょろ避ける保健所の人

投稿者 Blue Wind : 04:35 AM | コメント (0) | トラックバック

January 29, 2006

【今日の短歌】 ちらほらと白い破片の散らばりぬ深き眠りの冬さがりゆく

短歌だと思っていたら短歌など詠めやしないさ今の時代は
まのぬけたカラスの声に起こされて寝ぼけた朝にしらみゆく空
ちらほらと白い破片の散らばりぬ深き眠りの冬さがりゆく

CDを取り替えるのも面倒な気分のままで早2週間
母犬の腹蹴る子犬すくすくと育ちすぎかと逆子の添い寝
冬空は飛行機ライト落ちそうなくらい黄色く光り、何処へ
のんびりとマリアの顔を眺めてものほほんとして何も答えぬ

投稿者 Blue Wind : 06:57 AM | コメント (0) | トラックバック

January 27, 2006

【短歌】 はらはらと雪は降りますいろかたち美しきさま氷の道は

雪さえも姿とどめぬものならば根雪の色も地にまみれゆき
はらはらと雪は降りますいろかたち美しきさま氷の道は

投稿者 Blue Wind : 04:50 PM | コメント (0) | トラックバック

【トラバ返歌】 小春日和

○彼方から響く根雪の鳴き声か されどパースに花火は上がる
☆結晶の空の想いの消えゆかばまことしやかに塊となる

○はらはらと肩に降りたるひとひらよ 雪のはかなさ花火のかけら
☆氷張りうつろう雪は地のうえに姿かえゆく小春日和に

○まさぴんさん
☆Rin

投稿者 Blue Wind : 04:38 PM | コメント (0) | トラックバック

【トラバ返歌】 残雪

○ はかなくも雪のごとく降り消ゆる未来(あす)への希望木枯らしの中
☆ 残雪を蹴り上げてなお残雪は闇路の柘植の根元のオブジェ

○ 降り落ちて積もり積もるは雪なのか人の想いか累積赤字か
☆ 一片は儚い雪の戯言も屋根すら潰す深雪の里は

○・・・まさぴんさん
☆・・・Rin

ハンドル名を復活させるか・・・

投稿者 Blue Wind : 12:23 AM | コメント (0) | トラックバック

January 26, 2006

【今日の短歌】 氷片はぐったりとして寄り添って日影に隠れ一つのオブジェ

雪解けはゆっくりとした昼下がり 薄氷を蹴り昇る階段
氷片はぐったりとして寄り添って日影に隠れ一つのオブジェ
さらさらと雪に戻った薄氷はパラパラと散り水に変わりぬ
朝のうちとても頑固な氷道夕陽の中で水音立てる

母犬の見渡すような庭景色芝のうえなど久方ぶりか

投稿者 Blue Wind : 11:40 PM | コメント (0) | トラックバック

January 25, 2006

【今日の短歌】 権限は重要なのだと長細く描かれた文字眺めて走る

大河にはやがてぶつかる海がありうずしおの中踊る魚あり
海の中他人事だとながむれば他人事だと群れなす魚

テレビには浮かれる人の声流れ象徴という生贄のあり
次期選挙睨んで人は動き出し終わってもなお終わりなき渦

権限は重要なのだと長細く描かれた文字眺めて走る

投稿者 Blue Wind : 06:30 AM | コメント (0) | トラックバック

January 23, 2006

【今日の短歌】 未来っていつもどんより曇ってる雪の日の空見あげるようだ

真夜中に喧嘩してるか小鳥すらチュチチチと鳴き庭は鎮まる
雪の日は何事もなく詰め合わす動く人だにクルマ過ぎゆく
鬱蒼と未来の扉考えて生きてるばかり老いるまにまに
深夜にぞ聴こえる声の虚しけれすぐそこなれど姿なき闇
未来っていつもどんより曇ってる雪の日の空見あげるようだ

投稿者 Blue Wind : 02:16 AM | コメント (0) | トラックバック

January 21, 2006

【今朝の短歌】 少しずつ雨に変わっていくような雪は大きな花びらの舞

ひっそりと積もっていたか白雪は夜明けとともに窓の絵変わる
少しずつ融けて積もりぬ雪のうえ降る雪見えぬ大地白色
少しずつ雨に変わっていくような雪は大きな花びらの舞

投稿者 Blue Wind : 08:47 AM | コメント (0) | トラックバック

【今日の短歌】 殺伐と言葉にならぬ悲鳴には電子の文字がよく似合うかな

バビロンの崩壊するをみるようなカメラの位置に灯りは映る
チャンネルをかえてもおなじニュース流れ飽きた吾子はおやつを探す
降る雪を待っても外は音もなく静かな宵は深まるばかり
崩壊はあっという間にやってきて正義とはまた力なるかな
殺伐と言葉にならぬ悲鳴には電子の文字がよく似合うかな

投稿者 Blue Wind : 03:22 AM | コメント (0) | トラックバック

January 19, 2006

【今日の短歌】 日時計をパソコンのうえつくっても朝の光に静かに倒れ

子のおもちゃ買うて戻りぬ夫の声の高らか「安い」、本音滲みて
右腕を少しもちあげ100キロの重石のようだ母の拳は
辛いことだけが残った拳には開くことのないつながりうつつ
労働と投資と投機とブローカー、電子と空気、校庭の風
蕎麦茹でて茹ですぎぬうち火加減を落としてゆくか年越した蕎麦
ヴァカンスの終わったような経済は津波むかえた白砂のよう
少子化で減るはずだった受験生増えているのも少子化のせい?
日時計をパソコンのうえつくっても朝の光に静かに倒れ

投稿者 Blue Wind : 09:38 AM | コメント (0) | トラックバック

January 15, 2006

字足らずをごまかされても貴女ならゆるしてしまう初バトン。ぽとっ

去年も一つ落としてしまったし、忘れた頃にやってくるバトン・・・
このところTBといえば連日のエロTBばかりで、メールとTBの削除を日課としてしまっている。にもかかわらず、がんばってるなーと少し感心。

ルールは、
『イメージでつながっている言葉(キーワード)の最後に自分のイメージを1つ新しく付け加えそれを新たに「3名様を指名」した上でお渡しする』
だそうです。

海>ブルー>サッカー日本代表チーム>ドイツ>ソーセージ>バーベキュー>かに>白砂>砂丘>海>太陽>ひまわりたね>すいか>うめぼし>和歌山>みかん>あたしンち>猿山>赤ちゃん>フレンチドッグ>おばあちゃん>ボーリング>ハイタッチ>アメリカ>カジノ>ドラクエ!!!>スライム>キング>トランプ>マギー審司>ジュエリーマキ>後藤真希ちゃん>モーニング娘。>テレビ東京>旅>駅弁>牛タン>カルビ>脂肪>カプサイシン>ナルリョライスンヨプ>金山知憲>ミラクルホームラン>逆転>旗>体育祭>うちあげ>飲ま飲まイエイ>一気飲み>ウコン>インド人>ガンジー>ゼンジー北京>バンジージャンプ>SHONENJUMP>ナルト>博多弁>和田勉>天然ボケ>浅田美代子>女系家族>婿養子>カカア天下>カイヤ>巨乳>叶姉妹>美香>サルサ>情熱>赤い薔薇>おちょう婦人 (←お蝶夫人、だと思うぞ!)>縦ロール>名古屋嬢>しゃちほこ>グランパス>リゾートホテル>無縁>ルーズソックス>なが〜〜〜い>しっぽ>ポニーテール>少女>ロングヘアー>貞子>暗黒舞踏>デスマスク>ナポレオン>痛風>飽食>グルメ>TOKIOの城島茂>茂子>あひる隊長>村長>ヒゲ>サンタクロース>プレゼント>アクセサリー>キラキラ>雪(の結晶)>北海道>実習(先)>調理>パスタ>カルボナーラ>フォーク>食器>レストランバー>お酒>シャンパーニュ>付き合った記念日>パーティ>クリスマス>キリスト教>芥川龍之介>

鼻・・・
鼻についてのうんちくは、ぐたさん

鼻っていうと、天狗や団子のような造型しか浮ばない。
鼻より団子とは言わないが、だんごっぱな、とかさ。
どちらにしよう・・・

「初バトン 貴女以外に いないでしょ だから お願いいたします^^♪」(ぐたさま)

字足らずをごまかされても貴女ならゆるしてしまう初バトン。ぽとっ

というわけで、バトン落としちゃった。(笑)

投稿者 Blue Wind : 11:33 PM | コメント (0) | トラックバック

【今日の短歌】 しあわせに吹く風の音は音もなくワイパー窓にぶつかり消える

しあわせに吹く風の音は音もなくワイパー窓にぶつかり消える
ボロ車いつか壊れて走れないその時までを君と過ごそう
パソコンも次世代までは続かない?画面の悪い色におどろき
震源地いつものこととテロップは無機質な文字画面に浮べ
今日もまた明日もまたかと地響きの轟音さえも聴きなれた音

投稿者 Blue Wind : 04:26 AM | コメント (0) | トラックバック

January 07, 2006

【短歌】 われら消えてホッとして木が目を覚ます灼熱の空まっしろな月

ゆっくりと温暖化進む地球なれどわが指先のなぜに冷たき
かざぐるま聳えいづるや校庭に。小さくなった地球はまわる。
トケイソウくらいで塀が壊れると言われちまったあの夏は何?
われら消えてホッとして木が目を覚ます灼熱の空まっしろな月

投稿者 Blue Wind : 04:03 AM | コメント (0) | トラックバック

January 06, 2006

赤ちゃんの笑みすこやかな寝顔抱くフィリピーナの緩みたる冬

赤ちゃんの笑みすこやかな寝顔抱くフィリピーナの緩みたる冬
立ち寄った初めての店マックには見覚えのあるほくろに出遭う
マックにはきまじめすぎる見習いに家庭の主婦の立ち姿思う
子を抱き子は歩き出し子の匂い連なるような昼さがりかな

この先は湖なのか河なのかいくつ過ぎたか交差点の道
ゆうやけがまうしろにあるドライブはミラーの角度みがまえてみる

受かったらおしまいなのよ、お弁当。寝坊の朝にけだるくも詰め。
結婚が10年遅くなったなら孫の顔まで20年過ぐ
祖母のこと一つ羨む古はわが年の瀬に孫抱く人おり
墓場まで突っ走るにはだるだるなひねもすはゆく。さて何しよか?

投稿者 Blue Wind : 02:55 AM | コメント (0) | トラックバック

January 05, 2006

【今日の短歌】 一抹のさびしさを思うともしびは尽きることなくまだ見ぬあかり

いずこへとさすらうものか人生は果てしなき旅 終焉の地へ
一抹のさびしさを思うともしびは尽きることなくまだ見ぬあかり

投稿者 Blue Wind : 02:14 AM | コメント (0) | トラックバック

January 01, 2006

【今日の短歌】 ふつうの日くるくるめくる一年を節におもえば寝正月あり

いつのまにお正月などやってきて春の花咲く頃なつかしむ
南天のたわわ垣根のいろどりはとびだした実をつまみたくなる
お正月。あっという間にお正月。いくつめぐりぬ新しき年。

まあ好きに寒い冬など越してゆき今が春とはお正月とは
ふつうの日くるくるめくる一年を節におもえば寝正月あり


あけましておめでとうございます。
今年もよろしく。

2006年の元旦

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