January 19, 2006

【今日の短歌】 日時計をパソコンのうえつくっても朝の光に静かに倒れ

子のおもちゃ買うて戻りぬ夫の声の高らか「安い」、本音滲みて
右腕を少しもちあげ100キロの重石のようだ母の拳は
辛いことだけが残った拳には開くことのないつながりうつつ
労働と投資と投機とブローカー、電子と空気、校庭の風
蕎麦茹でて茹ですぎぬうち火加減を落としてゆくか年越した蕎麦
ヴァカンスの終わったような経済は津波むかえた白砂のよう
少子化で減るはずだった受験生増えているのも少子化のせい?
日時計をパソコンのうえつくっても朝の光に静かに倒れ

投稿者 Blue Wind : January 19, 2006 09:38 AM | トラックバック
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