June 24, 2006

感性について

それにしても、どうなんでしょうね。
世の中というのは、そういうものなんだろうか??

看護師さんたちと面談しているうちに、彼女たちは能力という点にすごい誇りを持っていることに気づく。資格や技能の世界なので、当たり前と言えば当たり前なんでしょうが、わたし的にはそういうことよりもピュアな感性を持っている看護師さんを雇いたいと感じてしまった。

それでは、お会いした看護師さんたちが気に入らなかったかと言えば、決してそんなことはなく、機転もきくし、頭もよいし、仕事もできるし、人当たりもよい。それと、経営感覚を持っているので、助かると言えば助かるのかも。うちのようなしょぼい店でなんで働きたいのか理解できん。逆に、将来的には病院を建てましょう、とか、そういう雰囲気だもの。

事務の仕事はシステムを導入すれば、ほとんどパソコンが働いてくれるようなもの。だから、資金繰りさえうまくいけば、将来的にはかなり経費が節約されるのではないかと期待してしまう。それと、レントゲンなどは産業廃棄物の世界なので、現像しないだけでも環境にはやさしい。もう、今は時代が違う。

感性の問題なんだよね・・・

まるきり素人では困るけど、ある程度知識があれば、事務や受付は人柄のほうが大切。それはいつも感じる。雰囲気の問題なのかも。病院のように与えられた仕事をしていればよいというわけにはいかない。だから、病院で有能であったとしても、小さな診療所に適しているかどうかは、わたしには判断できない。

検査の補助がきちんとできるスタッフが必要なのは当たり前だけど、ピュアな感性というのは判断のしようがないので困る。でも、雰囲気の問題なのだろう。

どうか、わたしが判断を誤りませんように。

投稿者 Blue Wind : 04:06 PM | コメント (0) | トラックバック

June 20, 2006

へんな感じ

近頃、すっかりブログのほうも管理人不在になってしまっている。
そりゃそうだ。
読む本と言えば、経理だの簿記だの、近頃は少し進んで、独立・起業、あるいは労務やその他諸々経営に必要な知識をにわか仕立てで勉強しているだけだし、さらに医療事務とかね・・・今までの人生において、まるで必要のなかった知識が急に必要となり、それをまるで一夜づけのようにやっているのだからたまらない。

そんな本を読んだ後に、何をブログにアップしてよいのか悩む。おまけにスパムの嵐だし、削除する時間もない。メールと言えば、「お世話になっております」から書き始めることが多くなり、多いどころか、ほとんどのメールがそんな感じ。電話にしても、それに近いものがある。たぶん、この前相談に行った公庫の人も、わたしがとんちんかんなことばかり言っているので驚いたかもしれない。
・・・・・・・う〜む・・・・・・・
まあ、それはそれで・・・3ヵ月後には少しはまともになっているかもしれないし、そうでないと困るような・・・

ワールドカップ、か。
なんか、気がつけば、ジーコや中田のインタビューを聞いていたっけ。試合そのものには、まるで興味が持てない。いつまでたってもゴールが決まらないので、いささか飽きてきてしまった。選手にしてみれば、それどころではないのかもしれないが、要するに、自分にはまるで関係のない出来事であり、ボールが左右に移動しているのを眺めているというのが酷くこっけいな気がしただけ。

いかんなー、電子文字を見るより悪い。ワールドカップの試合ですら、単なるオン・オフの世界の出来事。この電気信号のような気分はどうにもならない。暑いし・・・

電子文字での発注により次々に商品が届き、近頃ではその比重が食品に傾きつつあるものの、これから借金しようというのに、気まぐれにジュエリーを落札してしまい、届いたメールに原価以下の価格でお求めになったのでとてもお得ですと書かれたあったのをぼぉ〜っと眺めてしまった。
そりゃそうでしょう。わたしだってまさかその価格で落札できるとは思っていなかったから気分転換に冷やかしするだけのつもりが、気が付けば落札していたのだから。こんなことではいかん、と思いつつ、原価以下での仕入れだったらいいか、などと売る気もないくせにさらにぼぉ〜っと考える。脳内が簿記に汚染されているのが自分でもよぉ〜っくわかるようになってしまった。

楽天で買っていた食品が、オークションだと半値以下で買えることにも気がついてしまったし、世の中には広告費というものがあり、その見積もりにうんざりしながら数字を眺めているために、インターネットでメジャーになったり、アワードを取ったりすることにより、おそらくは店舗の売り上げも伸びているのだろうと勝手に想像し、あらゆることが数字に換算されるとバカらしささえ通り過ぎてしまう。

いかんなー。
でも、時間が止まってくれないかぎり、やらなければならないことは山ほどあり、他人を巻き込むということはそれなりに責任が発生することでもあり、それでいてのらくらとした主婦根性は改まらず、事業用につくった口座の通帳を受け取る際、銀行員から久しぶりにラップなどの詰め合わせをいただくと、懐かしいようなうれしいような、やはりわたしは主婦なのだと実感する。

なんなんだろう・・・この手の感覚。融資してくれるより、サランラップをもらったほうがうれしい、というあいまいな感覚・・・セレブの反対語は庶民なのかもしれないとチラッと感じつつ、彼らにとってはお金が商品なんだなーと、それはそれで変な気がした。

投稿者 Blue Wind : 03:23 AM | コメント (0) | トラックバック

June 11, 2006

中途半端な立場

先月以来、ずっと打ち合わせが続いており、大抵は週末か平日の夜間がそれで潰れる。娘も中学生になったので、家で一人でいたとしても昔ほどには心配しない。それどころか犬が3匹になってしまったので、ちゃんと餌をあげてくれたかな、とかそちらのほうが気になってしまう。

テンはまだ4ヶ月だというのにとうとう柵を乗り越えて脱走するようになり、日中はひっきりなしに家のチャイムが鳴る。宅配の人やら、犬の散歩中の人、あるいは隣のマンションの住人など、見知らぬ人たちが知らせてくれる。オトやマリとは違って呼べばしっぽを振って戻ってくるし、脱走したときのように再び柵を飛び越えて庭に戻るので、その点ではテンのほうがまし。今は、柵にビニールを張ってしまったので、マリは潜り抜けられなくなり、脚の悪いオトは柵を飛び越えることはできず、それでいてテンは軽々脱走する。

それにしても、打ち合わせでつくばにやって来る人たちは、いつが休みなのだろう。それが仕事だとはいえ、ほとんど家にいる時間がないことくらい、わたしにもわかる。

最初のうちは、わざわざ都内からつくばまで来てくださると思い、席を外すわけにはいかないと思っていたが、娘は娘なりに週末くらいしか時間が取れないし、お絵かき教室を土曜日にしたので送迎してあげないと行けなくなるし、眼医者も土曜日にしか行けないし、このところまた成長し、服も靴もすぐに小さくなるので買い物にも付き合ってあげないといけないし、明日は英検があると言うし、・・・・仕事どころではない?

そうなんだよね・・・
サラリーを貰って働いていたら、仕事を優先するのは当たり前。が、しかし、わたしは主婦なので家の都合のほうが重要。雇う側にしてみれば、わたしみたいなのは採用しないなーと思いつつ、家の仕事の延長上に仕事があるってどうなんだろうと、暗い気分で考える。

なんか、こう、ややこしいな。
あの人と一緒に仕事をするのは嫌だ、という感覚は、どうやって処理したらよいのだろう?
なんか、こう、ベテランの看護師さんがそんなことを考えながら働いているというのは、変だ。変だと思いつつ、職場の中でグループができると、それから外れた気がする人たちは非常に働きにくい。かったるいから、グループごと引き抜いてしまえば、自分たちで勝手に決めて働いてくれるから非常に楽な気がしていたが、実際、別の人に、「あの人が来るなら働きたくない」と言われてしまうと、面倒だから募集広告でも出したほうがましな気がしてしまう。

今は、採算が合うだろうかなどとお金の心配ばかりしているけど、実際に仕事が始まってしまうと、人間関係のトラブルのほうが多くなり、もっとそちらについて考慮しておくべきだったと思うことが多いと、何かの本に書いてあった。

う〜む・・・・

まあ、いいや。
自営業というのは、家と仕事のラインがあいまいになりやすい。感覚的にそうなんだから仕方がない。他人に払うのなら自分でやろう・・とかね。そんなもんさな。

わたしがサラリーを払うわけではなく、関係ないと言われてしまえばそれまでだ。それでいて、みんなこぞって他人任せにしてはいけないと言う。

ラインが難しい。
まあ、会社じゃないからね・・・そんなもんさな。
のらくら逃げるか・・・・
考えよう。

投稿者 Blue Wind : 03:57 AM | コメント (0) | トラックバック