May 28, 2006

【今日の短歌】 かたばみの葉のかたち模すジュエリーが流行っておりし黄の花咲かぬ

世の中がのんびりすぎて走馬灯ながめるようだ、風邪の循環。
疾風になって憂きこと飛ばしたい。かたばみの花、かたまりつ咲く。

わるテンを育ててくれた羽根布団丸洗いして庭に丸干し
すんなりとゆくはずもなくすんなりと向かってしまう扉の向こう

二日間休んだだけで大騒ぎとんだ学校入ったものだ
初テストそろそろ近い新緑の道のあらくさ刈る間なき朝
イヤリングいくつか買って夏の日を想いやるのも光うすき陽
かたばみの葉のかたち模すジュエリーが流行っておりし黄の花咲かぬ

2006-05-22 10:11:27

投稿者 Blue Wind : 02:39 PM | コメント (0) | トラックバック

【今日の短歌】 御マリアは黙っておりしいつもまた乳白色の寡黙の湖だ

要するに、外へ出たいとおもっても、ハンドル捨てて行く由もなく。
マロニエの花咲く季節。鬱蒼と空、空々し悲しき曇り。
トラピスト知る由もなく閉ざされたシトーの扉青き地中海
ネットはね、いろんなことを教えてくれる。子の頃のすきま吹く風。
マドレーヌ、誰が呼びおりし蝋燭のほむらたまゆらあまた輝き
その人は、リタという名と今なぜか漠と知りたり、あまたたまさか。
少しずつ知らぬ記憶があるのなら糸たぐりつつ踏む空青く
御マリアは黙っておりしいつもまた乳白色の寡黙の湖だ

投稿者 Blue Wind : 02:33 PM | コメント (0) | トラックバック

現在進行形

まったく信じられないことに、今まであれにこれにと難航していた問題が一気に解決し、企業のバックアップもあってMビルで開業することになった。もともとその話は一度お断りし、のんびり地域医療・・・を目指していたはずが、結局は適材適所というか、胃がん検診などを中心に病院や診療所からのご紹介患者様を主に診察することになる。

同じビルのクリニックフロアには体外受精までする不妊治療専門の産婦人科が同居し、ホテルのロビーのような空間の片隅で、わが家の新しい生活がスタートする。

それまでは、わたしが診療所に関与することを内心快く思っていなかったダンナも、一歩ビルの中に入ってしまえばそこは職場であり、おそらくは受付やマネージメント、接客?といったややこしい側面に対してはわたしの独壇場であり、そういう人間が必要であることを認識したため、逆にスムーズに展開することになった。

なんて言ったらよいのだろう。医療に関してはエキスパートであったとしても、そういう人たちが必ずしもフロントに適しているとは限らない。オフィスビルのかもし出す独特の雰囲気は、クリニックにも浸透し、それでいて高度な医療を求める人たちの独特の空気が充満しているようで、それでいて開業している以上、風邪などのごく普通の患者様も多いし、その辺のギャップというか、ある人たちは生命の危機を感じて重苦しい雰囲気をかもし出し、ある人たちはやたらと元気というギャップ、に対して、おそらくはわたしは淡々と業務をこなすのだろう。

どんなことにも適材適所というか・・・

そうやって漠然と思い描いていたイメージが突然現実になりつつあり、不思議のメダイが届いて以来、わたしはそれをずっと身に着けているのだが、もちろんSt.リタのメダイも、それ以来、わたしは少しも迷うことなく、テキパキと業務をこなしている。娘に言わせると、生まれてこのかたそういうお母さんを見たことがないとまで言われてしまった。失敬な!

まあ、家で子育てしながらのらくらのらくら生きてきたので、そうやって娘に言われても仕方がないのかもしれない。が、しかし、自分的には今の自分のほうが自分らしくもあり、一歩家から離れたら、誰でもそういうものだと思う。仕事は仕事。

迎合することなく、やっていくしかないのかも。

家賃は高いし、駐車場代も高いし、患者様に駐車券も出さないとならないし、お金のことだけ考えたらバカらしくてやってられない。医療は誰がやってもどこでやっても定価が決まっているし、こんなんで大丈夫なのかとも思う。が、しかし、企業が考えて、採算が合うかどうか審査しているのだから、何とかなるのだろう。素人の企画ではない。考えるのはあちらに任せよう。

投稿者 Blue Wind : 07:30 AM | コメント (0) | トラックバック

May 15, 2006

ブラックコーヒー

近頃、アイスコーヒーまでブラックで飲んでいる。いつからそうなったのか記憶にない。ミルクもガムシロも冷蔵庫にないことをダンナに言われて気が付いた。もちろん、つい最近のことである。

面倒ならば、スーパーで加糖のアイスコーヒーを買ってきて、ミルクを入れればいい。それがいつの間にかブラックを買ってくるようになり、気が付けばミルクも入れないで飲んでいる。

ホットは逆で、ダンナはミルクだけを入れて飲む。それがアイスになると甘いほうがいいらしい。わたしは、ホットを飲んでいた頃にはしっかりミルクも砂糖も入れていたのに、今はどういうわけかブラックになってしまった。

毎日麦茶を飲むようにブラックコーヒー。慣れてしまえば、どちらも同じようなものだ。

***

なんかね・・・
不思議のメダイは、教会法では売買が禁止されているとどこかのサイトに書いてあった。

それでは、教会に申し込んで届くのを待ったほうがよかったか?
それとも、高価なロザリオを買って、おまけにもらったほうがよかったか?

正直に言えば、どちらもいやだ。
それよりもフランス製かイタリア製の中古のメダイを買ったほうがマシ。
アクセサリーなんだから・・・

おそらくは、何かにすがるように到着を待っている人たちもたくさんいるのかもしれない。今のわたしの気分としては、そうやって順番待ちをしている人たちの間に割り込む気持ちはない。

野に咲けば、自由気ままだ。
百合だって野生の百合がたくさん咲いている。あるいは、咲いていたと言うべきか。少なくても、戦前には野生の百合が筑波山にはたくさん咲いていたと庭師のおじさんが教えてくれた。

投稿者 Blue Wind : 01:27 PM | コメント (0) | トラックバック

May 13, 2006

ぱっぱらぱっぱらのりずむにて

とにかく・・・・・やるしかない。

娘を中学に押し込んだと思ったら、今度はダンナが開業。
だるだるのまま放置していたが、なかなか進まない。かと思えば、まとめて話が入ってくる。

さあ・・・・とにかく、やるしかない。

土地探しと称して、ドライブも結構楽しんだし、TXが開通し、法改正前のせいかこのところの開業ラッシュなどなど、少しの間にずいぶん状況が変化している。それが世の中なんだと思いつつ、そういう世の中のテンポに何とかついていかねば。

最初は不満だった専業主婦の生活にも慣れ、あっという間に10年以上が経過している。同窓会へ行っても、40歳を過ぎると余裕がある人が多い。経済的にも精神的にも子育てが終わった人も子どもがいない人もそれなりに落ち着いてしまったからかも。

なんか、ぷあ〜っとね、ゴールデンウィークとオークションはすごくよい気晴らしになった。
宅配の人が飽きれるくらい次から次へと品物が届いた。

もう、ぱっぱらぱっぱら買い物をして、その分くらいは働いてやろうという意欲。ネットといえどもマーケットだからね。スーパーではない。かごの中に商品を入れてお金を払うという生活に慣れていると、定価のない世界はかったるい。

が、しかし・・・・ネットといえどもまるで知らない人との駆け引き、取引、その他諸々押したり引いたり忙しい。
リズムというか、テンポというか、そういう、人とのやりとりの中に、本当にこれで儲かっているのだろうかとこちらが心配するくらい薄利多売の投売りの世界で、そういう、リズムを楽しむ。

そう・・・・・そういうものなんだろうな。ある程度軌道に乗ったら、もう仕事なんて辞めてぱっぱらぱっぱら遊ぶ。そう思いながら、だらだら働いている人が多い理由。大抵の人たちはそんな風だから、わたし的にもそういう感覚でいるほうが動きやすい。

もう、ややこしいことは考えないで、ぱっぱらぱっぱら・・・
20代は研究、30代は主婦、40代は働いて、その先のことは未定。
どれもこれもある日突然何かが変わる。

とにかくね・・・・・与えられたことをやるしかないのでは。やることがあることを喜ぼう。

投稿者 Blue Wind : 11:37 AM | コメント (0) | トラックバック

May 12, 2006

ロザリオ・・・・

今、若い人たちの間で、ロザリオやクロスのアクセサリーが流行っていることをオークションをやり始めて知った。ドルチェ&ガバナなのかもしれないし、女優さんがドラマの中で身に着けていたのかもしれないし、おおよそその手のことに疎いわたしが知るはずもない。

そこで、例のごとくオークションでロザリオで検索すると、ドル・ガバ(ドルチェ&ガバナ)のロザリオがダ〜っと並ぶ。それに混じってビーズ・アクセサリーのロザリオ。ドル・ガバはオークションで落札するより、楽天で買ったほうが安いことを知り、一つ買ってみた。

すると・・・
はあ?
と思った。
いわゆるオーソドックスで、教会で売られている一番ポピュラーな黒いロザリオが送られてきた。よく見ると、ネックレスになっていて、長さはイタリアのロザリオとフランスのロザリオの中間くらい。ドル・ガバはメンズ仕様なのか、わたしには少し長い気がした。

そこで調べると、南麻布のアンティークショップが1年くらい前から楽天に出店しており、ロザリオやメダイをリメイクして、あるいはそのままネットで販売している。アクセサリー用に作られたものではない、純正のロザリオをリメイクしてよいものかどうかの是非は置いておき、こちらはドル・ガバのものより遥かに美しかった。フランスのロザリオのほうが丈が短く、ネックレスには向いている。

サイトを眺めながら、St.リタのメダイと、不思議のメダイと呼ばれる1円玉を加工したようなアルミのメダイのペンダントを購入。どうやって考えても鎖やポーチのほうが高いだろうと思いつつ、ここまで美しく仕上げてあると下手なアクセサリーより遥かに美しい。もっと言ってしまえば、ダイヤのクロスにも負けない。

ドル・ガバ、か。
なんであんなに人気があるのか、ロザリオを見てわかった気がする。おじいさんのロザリオをそのままリメイクしてネックレスにしてしまった孫のノリ。どこか保守的な要素を残しながら、自由をアピールしている。でも、こちらは単なるアクセサリー。

ネットではないが、コープで注文しておいたマザー・テレサの本も届いた。(今や買い物といえば、ネットにカタログ、共同購入が当たり前。特に田舎暮らしの無精者には・・・)

そういえば昔、わたしがまだ子どもの頃、祖母が古い水晶のお数珠をリメイクしてネックレスにしてくれたのを思い出す。お数珠の代わりにロザリオを持って、仏事に臨む時代なのかも・・・よく似たようなものだ、どちらも・・・

投稿者 Blue Wind : 04:06 AM | コメント (0) | トラックバック

May 07, 2006

ホワイトゴールド?

いや〜、まいった、まいった。
わたしはしみじみオークションには向かないかもしれないと思う。何の疑いもなく今の今までプラチナ=ホワイトゴールドだと勘違いしており、ぱっと見た瞬間、おおお・・と思ったのは、細工の面白いペンダントを発見したからで、それがホワイトゴールドだと書かれていたからてっきりプラチナのことだと勘違いしていた。

しかも、おそろしいことに、入力する際、桁を間違えてしまい、誰かが入札してきたら大変なことになった可能性もある。でも、世の中の良識のほうがわたしの無知を超えており、良識的な取引が成立したのでは・・ないか、と反省中。

せめて、わたしが流行に敏感な人ならばすぐにその違いがわかったと思うけど、ぼぉ〜っと暮らしているため、相場というものがわからない。しかも、小売の相場とネットの相場とが違うため、翻弄されながら、なかなか落札できないまま、雰囲気だけは楽しんでいる。

そうなんだな・・・おそらくは、わたしの若かりし頃には、ティファニーのビーンズが流行っており、その少し上の世代になると、カルチェの3連リング。今はきっとブルガリのペンダントトップなんだろう。金にも種類があって、ホワイト、イエロー、ピンクなど、色に応じて価格が違う。

ホワイトゴールドは比較的安く、金がプラチナよりも値段が安いため、プラチナに代わるものとして、ホワイトゴールドの人気が高いと、どこかに書いてあった。

でも、わたし的には気に入ったものが発見できてそれなりにうれしい。サイトで見るより上品な細工で、銀のようにお手入れが要らないことを喜ぼう。

まあ、お店で買えば、店員さんが教えてくれることでも、ネットの場合は自己責任だから慎重にならねば・・・
でも、おもしろい。(←おバカ)

***

その次にショックを受けたのが、ブラウン・パールの人。

わたし、たしかパールをもう一つ持っていたはずなんだけど、どうしても思い出せない。結納の際にいただいたものは、姑さんに返した。返した・・・というか、姑さんのジュエリーは震災ですべて焼けてしまったので、嫁としては仕方がないですね。そのうち自分のために手頃なものを買おうと思っているうちに、特に必要ないから忘れていた。

で、ババアはやっぱブルガリよりこれからは真珠だろうと思って、いろいろ検索していたら、掘り出し物のめずらしい南洋パールを発見。

ところが、あっさり入札を覆されて、再入札したらどこまでも価格が値上がりしそうになり、例のごとくどういう人が入札しているのだろうと思って眺めたら、アガリクスや高麗人参ばかりを購入している。それで、たまに気に入ったものがあると落札しているらしい。その量の多いこと・・・

おそらくは、お金と暇をもてあました年配の人だと察知したため、その真珠はあきらめた。

う〜ん・・・
でも、どうしてもほしいかと問われれば、そうでもなく、ただ高価なものが安く手に入りそうだったから入札したにすぎない。そこで分相応に手頃なものを落札。

***

その次にショックを受けたのが、ブラウン・ダイヤモンドのことで、一昔前なら宝石にはならなかったようなダイヤが取引されているということ。

ダイヤモンドは、実はおそろしいほど余っているらしい。シンジケートにより価格と出荷量が調整されているため、比較的価格が安定してはいるものの、実際には過剰生産になりつつあり、しかもブラウンダイヤまで宝石として売られているとなると、もはや素人にはその値打ちがわからないです。

それでいて、着色系のダイヤでもめずらしいものはファンシー・ダイヤと呼ばれ、透明なものより高価。

正直、パールを含めて、石の値打ちなんてものは実物を眺めないとわからない。美しさという点で、大きければ美しいというわけでもなく、色があるから値打ちがないというものでもなく、パールにしてもいろいろな種類や色があり、すべて違った価値を持つはずなのに、少なくてもネットではわからない。

でも、そんなことを考えながら、まるで期待しないで待っているでしょ?
期待していないせいか、想像しているよりも良い商品が届く気がする。少なくても値ごろ感はある。

でも、いかんなー、なんか無駄な買い物をしすぎているような・・・

でも、プラチナとダイヤを使ったら大変なことになる商品でも、ホワイトゴールドとブラウンダイヤモンドの組み合わせで廉価なものができ、かろうじてジュエリーとしてのステイタスを保っているとなると、ホワイトゴールドにどうして人気が集まるのかわかる気がする。リーズナブルだもの。それでいて、シルバーとジルコンの組み合わせというのは、いかにもイミテーションという気がするし、そんなことを考えていると、どこか今の時代を感じてしまう。

***

失敗したかなと思ったのは、500円くらいで落札した石鍋裕プロデュースの包丁セットで、最初、粗悪品かもしれないと思ったほど使い勝手が違う。慣れるとそうではなくて、肉を切る包丁はわざと切れ味が悪く、小さなナイフでもじゃがいもを剥くときには専用のものを使わないとうまく切れない。専用のナイフだと驚くくらいきれいに切れる。

つまり、万能包丁一つで何でも片付けてしまうことに慣れていると、いちいちナイフを変えるというのはひどく日常的ではない。和食系の料理の鉄人プロデュースの寿司桶セットやまな板などはすごく使いやすいのに比較すると、料理は文化とばかりに戸惑うことしきり。

***

ギターは小ぶりなフォークギター。
これが一番おもしろかったかも。
娘と一緒に遊んでいる・・・

投稿者 Blue Wind : 05:00 AM | コメント (0) | トラックバック

May 03, 2006

【今日の短歌】 さわさわと、落ち着かぬ春、真夏日の、抜くか迷った躑躅赤々

わがままなじぶんがもどってくるような寒波と夏の入り混じる春
雑然と紅く主張をするような躑躅の花のみどりなき今
葉の色の桜似合うて八重桜灼熱の春たまゆらな風

わるテンの靴をさらって逃げ出せばソファの上に噛み傷だらけ
ボタンつけ、同じボタンが取れかかる魔のジャケツの置き場の子犬

バテュの時動きださない夜更けにも夕暮れ時は美しくあり
さわさわと、落ち着かぬ春、真夏日の、抜くか迷った躑躅赤々

投稿者 Blue Wind : 02:17 AM | コメント (0) | トラックバック

春は落ち着かない

ちょうど今の気分を何か例えるならば、引越しが終わったばかりの仮住まい的気分がそれに近いと思う。

テンが生まれて、娘が入学し、春のそわそわとした気分の中、パソコンが壊れ、おまけに昨日はモデムを交換してもらった。ネットにはケーブルを使っているのだけど、インターネットの周波数はテレビよりも高く、しかもわが家はどうも信号が弱いらしい。

特にこれから暑い季節になるとネットの接続が悪化するそうで、増幅器の工事が必要と言われたが、今までもっと悪いコンディションで使っていたために今さら言われてもピンと来ない。電話回線を使って、落ちまくっていた時のことを考えると、これで十分。

とりあえず、日中、接続できなくなるほどモデムが破壊されていたため、それを交換してもらっただけでも絶好調に感じる。このところ真夏日を記録し、それも関係していたのだろうか・・・

***

オークションで注文した品物がぼつぼつ届き始めた。

正直、サイトで眺めていたのとは少しずつイメージが違う。絵の箱が届いたとき、何かの間違えではないかと思ったが、絵のサイズよりも大きな額に入っているため、相当大きい。

リースを一つ外して絵をかけた。壁にも部屋にもすっきり収まったが、絵があまりにも素晴らしすぎて、そこだけ部屋の雰囲気が変わった。喜んでよいのか悲しんでよいのか、娘に言わせると、そのうち慣れるらしいが、妙に落ち着いたムードが漂い、犬の駆け回る部屋には似合わないかも。

子どもはすぐに順応してしまうが、テンが生まれただけでも家の中の雰囲気ががらりと変わり、どこか大家族になってしまったようなあわただしさがある。これで開業するとなると、わさわさわさわさした雰囲気の中、また生活が変わるのだろう。

***

同窓会が二つあり、一つは直前で連絡がきたので行ったが、もう一つはわさわさしているうちに終わってしまっていた。写真を送ってきてくださったので眺めたら、・・・・・・少し年はとっているものの懐かしい顔ぶれ。もうお子さんが大きくなっている人たちが多いせいか、これからはまた親交をあたためるために集会が増えると書いてあった。

あー、そういう年頃なんだなー、と。
しみじみ・・・感じる。
少し前までは、子どもが小さいのと、田舎暮らしを理由に、いわゆるどこにも行けない感じ、というのを感じていたのだけど、つまり、結婚すると自由な時間がないとか、家族がいて大変とか、その手の生活の中にすっきり納まっていたが、ある程度子どもの手が離れると、この隔絶とした自由な雰囲気は何なのだろう。

話には聞いていたが、いざ自分がそういう年頃になってみると、優雅に主婦が集まってランチをしていたり、習い事を始めたり、仕事をしたり、よくそんな時間があるものだと感心していたが、実際、小学校とは違って中学へ行くようになったら家に帰ってくる時間も遅いし、娘より父親のほうが早く帰ってくる気がするほど。

そうなると、こちらが心配する前に、外出の機会が増える・・・

家でうだうだしていたいが、家の中の環境も、少しずつ変化しつつある。
春は落ち着かない。

投稿者 Blue Wind : 01:43 AM | コメント (0) | トラックバック

May 02, 2006

ビギナー

オークションって過激。面白いからこの三日間すっかりはまっていた。

わたしはプレミアム会員(会費をYahoo!に毎月払っている人)ではないので、ストアでしか買い物ができない。でも、ストアのほうが安心感があり、初心者向きなのだろう。

ジュエリーの安さに驚き、その次にはダンナと娘が時計が欲しいというので落札した。正直、電池を入れ替えるのならオークションで買ったほうがリーズナブルな気がするほどだ。

彼は普段用にタグ・ホイヤーの時計を学生時代から愛用していたけど、電池を交換するとたしか1万円以上かかってしまう。分解掃除が必要なせいと言うが、あまりにもバカらしいので、このところおじいさんの形見の時計を使っていた。それでずっと日常的なタイプのものを欲しかったらしいが、案外買い物が好きでないのでそのままになっていた。ネットだとセイコーの時計が1000円程度で買える。

娘のミニ・ピンのイラストが入った時計は最初からおもちゃのようなもので、通学用に一つ買わなければならないと思っていたところ。実物を見て買っているわけではないので心配だが、あの値段なら許せる範囲。ついでに自分の分も一つ落札した。

・・・・・・・・ところが、この2,3日ネットの接続状態が悪いので、落札できないことを考えてほかにも入札していた時計を落札してしまい、送料のほうが高いのではないかと思いつつ、キャンセルすると評価が下がるのでそちらも買った。

そういうところがオークションだと思いつつ、同じ商品が毎日価格が違うし、検索すると同じ商品がまるで違う値段で取引されているし、運や不運や駆け引きなどで明日のことなどわからないところが面白い。

ミシンを娘に壊されたのでミシンで検索すると、まるでおもちゃのようなミシンがたくさん売られている。ブランドミシンは高いが、トイザラスで買い物をするようにおもちゃのような中国製のミシンを1000円くらいで落札してしまい、よく読んだらアダプターがない。そこで、アダプター付きのミシンをもう一つ1200円で落札し、なんて自分はおろかだろうと思いつつ、電池で動かすタイプのミシンに娘がひどく喜んでいるのであきらめた。それでまたテンのおもちゃなどを作って遊ぶつもりなのだろう。そういうちょこまかした手芸が、彼女は好きなので・・・同じ商品をわたしの倍の価格で落札した人もいるし・・・う〜む。

そこでやめておけばいいのに、ミシンを検索しているうちに激安ショップに突き当たり、ちょうどチーズカッターが欲しかったのを思い出し、ピザ・カッターやキッチンはさみなどがまとめて入ったセットを300円程度で落札してしまった。送料のほうが高いので、同じシリーズの包丁セット(定価は高いです・・)などを500円くらいで落とし、どういうわけかウクレレが売られていたのでついでに入札したら急に価格が高騰し出したのであきらめた。そこでやめておけばいいのに、送料を惜しむあまり、ギターを落札してしまった。

ギター??

もう何十年も触っていない気がする。わたしが10代の頃に使用していたものは従弟にあげた。それ以来だろう・・・あれから20年くらいは経ったはずだ。でも、あまりにも懐かしいので、つい買ってしまった。本当は青いギターがよかったけど、今日は赤いギターの日なのであきらめて落札。明日のことなんてわからない。

美術品のところで気になる絵を見つけた。それに吸引されるようにそこのショップを眺めたら、GWセールをやっている。同じ画家の作品があったのでとりあえず入札しておこうと思ったら、”即決”だった。うっそー、と思ったけど、落札してしまったので仕方がない。もう1枚落札し、本命はオークションなので入札したが忘れていた。

お風呂あがりに自分のオークションのページを何気なく眺めたら、その入札した絵があと1分。高値が付けられている。そこで価格を入れなおし、時間を稼ぐ。再入札を終えたとたんにまたさらに再入札。つまり、かなり競ってくる。

こんな値段で競ってくるなんてどんな人なのだろうと思い評価の欄を眺めたら、絵画ばかり落札している。しかも同じ絵もある。・・・・・・ということは業者である可能性が高い。

というわけであきらめた。
相手が画商やブローカーではかなわない。つまり、店舗売りの3分の1くらいの価格でネットだと売られているが、相手がプロだとその価格以上で売れるわけで、多少額が痛んでいるくらいなら新しいものにかえてしまえばいい。それでも利益が出るのだろう。

安く落札して、高値で売れたら、立派な商売だよなぁ・・・と思いつつ、そろそろオークションにも飽きてきてしまった。

投稿者 Blue Wind : 03:55 AM | コメント (0) | トラックバック

May 01, 2006

オトくん、新記録達成!

例のごとく、娘とダンナがわんわんランドへ出かけ、ちょうど犬の運動会をしていたのでオトだけ参加したらしい。マリは、ハードルの前で止まってしまいそうだからと娘が言うので見学だけ。

ミニチュアピンシャーは小型犬に分類されると思っていたが、体高の具合でオトは中型犬としてエントリー。(マリだったら小型だけど・・・) とにもかくにも自分より大きな犬に混じって、ジャンプ(ハードル)で50センチの新記録を達成。わんわんランドのブログに娘と一緒に写っている・・・

ジャンプだけならマリのほうがジャンプ力があるような気がしたんだけど、マリは見学。なんでだろう。テンはまだ3回目のワクチンが終わっていないので、家でわたしとお留守番。

それにしても、大型犬となるとシェパードやゴールデンリトリバー。重石を引っ張る競技で、彼らは10キロの重石。中型犬は5キロの重石。正直、オトの体重は4.7キロなので、自分の体重よりも重いものを引っ張るというのはひどすぎやしないか?

それでも、新記録達成の認定証をいただき、なぜか娘が得意満面の顔で戻ってきた。

投稿者 Blue Wind : 01:21 AM | コメント (0) | トラックバック