June 11, 2006

中途半端な立場

先月以来、ずっと打ち合わせが続いており、大抵は週末か平日の夜間がそれで潰れる。娘も中学生になったので、家で一人でいたとしても昔ほどには心配しない。それどころか犬が3匹になってしまったので、ちゃんと餌をあげてくれたかな、とかそちらのほうが気になってしまう。

テンはまだ4ヶ月だというのにとうとう柵を乗り越えて脱走するようになり、日中はひっきりなしに家のチャイムが鳴る。宅配の人やら、犬の散歩中の人、あるいは隣のマンションの住人など、見知らぬ人たちが知らせてくれる。オトやマリとは違って呼べばしっぽを振って戻ってくるし、脱走したときのように再び柵を飛び越えて庭に戻るので、その点ではテンのほうがまし。今は、柵にビニールを張ってしまったので、マリは潜り抜けられなくなり、脚の悪いオトは柵を飛び越えることはできず、それでいてテンは軽々脱走する。

それにしても、打ち合わせでつくばにやって来る人たちは、いつが休みなのだろう。それが仕事だとはいえ、ほとんど家にいる時間がないことくらい、わたしにもわかる。

最初のうちは、わざわざ都内からつくばまで来てくださると思い、席を外すわけにはいかないと思っていたが、娘は娘なりに週末くらいしか時間が取れないし、お絵かき教室を土曜日にしたので送迎してあげないと行けなくなるし、眼医者も土曜日にしか行けないし、このところまた成長し、服も靴もすぐに小さくなるので買い物にも付き合ってあげないといけないし、明日は英検があると言うし、・・・・仕事どころではない?

そうなんだよね・・・
サラリーを貰って働いていたら、仕事を優先するのは当たり前。が、しかし、わたしは主婦なので家の都合のほうが重要。雇う側にしてみれば、わたしみたいなのは採用しないなーと思いつつ、家の仕事の延長上に仕事があるってどうなんだろうと、暗い気分で考える。

なんか、こう、ややこしいな。
あの人と一緒に仕事をするのは嫌だ、という感覚は、どうやって処理したらよいのだろう?
なんか、こう、ベテランの看護師さんがそんなことを考えながら働いているというのは、変だ。変だと思いつつ、職場の中でグループができると、それから外れた気がする人たちは非常に働きにくい。かったるいから、グループごと引き抜いてしまえば、自分たちで勝手に決めて働いてくれるから非常に楽な気がしていたが、実際、別の人に、「あの人が来るなら働きたくない」と言われてしまうと、面倒だから募集広告でも出したほうがましな気がしてしまう。

今は、採算が合うだろうかなどとお金の心配ばかりしているけど、実際に仕事が始まってしまうと、人間関係のトラブルのほうが多くなり、もっとそちらについて考慮しておくべきだったと思うことが多いと、何かの本に書いてあった。

う〜む・・・・

まあ、いいや。
自営業というのは、家と仕事のラインがあいまいになりやすい。感覚的にそうなんだから仕方がない。他人に払うのなら自分でやろう・・とかね。そんなもんさな。

わたしがサラリーを払うわけではなく、関係ないと言われてしまえばそれまでだ。それでいて、みんなこぞって他人任せにしてはいけないと言う。

ラインが難しい。
まあ、会社じゃないからね・・・そんなもんさな。
のらくら逃げるか・・・・
考えよう。

投稿者 Blue Wind : June 11, 2006 03:57 AM | トラックバック
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