初めて信徒総会に出た。
今まで、興味がないから出たことはない。
今回は、特別なのかもしれないけど、かなり険悪なムード。
理由は司祭館の建設だ。
確か、司祭館に関しては、教区から1500万円、修道会から300万円を借り入れする予定だったのが、司教が退任したせいで、約束は反故され、教区から500万円しか借りられないことになったという話。
そこまでは知っていたが、問題は、信徒に300万円の寄付を依頼するということ。
これに対して、役員会では信徒から300万円を集めなければならないとばかり、なかば強制的に寄付を集めようとしている。
これってひどくない?
うちの教会、お金あるんだよね・・・
にもかかわらず、関東大震災などを懸念して1000万円は残しておきたいとの理由で、要らない寄付を募ろうとしている。
しかも、教会にはお金がないから、という理由で、シスターへの謝礼も減額、あるいは謝礼なし交通費も出さない有様。
ありえないでしょう。
教会のプライオリティという点で、何かどこかが間違っている。
何が必要で、何が大切で、・・・・ということが問題とはされず、教区から借り入れる条件として小教区でも300万円を集めることを押し付けられた、という説明だが、新たに寄付を募らなければならいという意味なのだろうか?
皆、言うんだよね。
必要であれば、寄付を出すのは当然だと。
私もそう思うし、実際、かぶろうかと思って用意したけど、今回は必要ない、ということで止められた。
そういう感じなので、誰も役員をやりたがらず、何も知らない私に押し付けてきた、というのが今回の騒動の裏側。
こんなことなら洗礼など受けなければ良かったと思うくらい、ストレスフルな状況。
このままおとなしく役員の奉仕に徹するか?
とりあえず、行事予定表を作ったり、文書を印刷したり、通常の業務であれば協力するけれども、司祭館の件に関しては無理。
自分自身が納得していないのに・・・
しかも、ほとんどの人が、どこから300万円という数字が出てきたのか、その理由を知らない。
知らない上に、教会にはお金がないからという理由で、結局、シスターへの謝礼なども個人負担で補っているらしい。それだけでも異常なのに、さらに献金しろというのは変だし、誰かが言うには、文具など壊したら弁償しろと言われるとか・・・
この前などは、誰もいない事務室のエアコンの設定温度が28度のままつけっぱなし、暑いくらい。引き出しの中だって、「捨てちゃえば」という感じ。
そこまで言うというのもすごいけど、それくらい反発・反感が強く、クリスマスの飾り付けの手伝いも少ないし、パーティ係の人が3人しかお手伝いがいなかったとこぼしている。
こういう状況で、一律5000円ずつ集めるというのは、余計に反感を買うだけだと思うのだけど、どうなんだろう。
新しい人にやってほしいというのは、日頃、そういうことには疎いから私が選ばれたのかもしれないけど、わたし的には本能で泣いてこばんだ。嫌がる人はいても、泣いて嫌がったのはわたしだけかも・・・
本当に、騙されたように強制的だったから。
私の相方は疲労のため持病が悪化して入院してしまった。
いずれにせよ、今月の役員会は仕事なので、私は出席できない。とりあえず、私のところに回ってきた苦情は会長や他の役員のところにメールした。苦情と言っても、わたしとて同じ気持ちなので、わたしの意見でもある。
誰か、わたしが納得できるように説明してほしい。わたしが納得すれば、他の人たちも納得すると思うよ。
去年の役員会の人たちは、本当に苦労しているとは思うけど、わたしは同情しない。
一体、どうなっているんだろう。
わけがわからない。
役員会の中でも賛成派と反対派がいて、その図式をわたしが理解していないだけなのかもしれない。
どうでもいいようなことなんだろうけど、案外、深刻。
いかんわ・・・
(ペトロの手紙一 1.19 - 2.17)