November 06, 2009

多病多忙

忙しくて膀胱炎になる。

よく考えてみたら、診療時間中にトイレに行った記憶がない。しかもお昼休みもほとんどないし、毎日のように残業。休日も休日診療があり、現在、娘がインフルエンザ。体のほうが悲鳴をあげている。

先週は目が乾いてかゆいのでこすっていたら腫れてしまった。眼科へ行ったら散粒腫だという。オペになるかもしれないと言われたが、なんとか治まっている。

その間に叔母から電話があり、急性白血病であと3ヶ月の命だと医者から言われたらしい。治療をする気がないので、とりあえず輸血にだけ大学病院へ通っている。見舞いがてら台風の中、高速を飛ばす。電車のほうが速い気がしたが、疲れているし、インフルエンザに感染したくないので車にした。

もう6日だというのにレセプトも終わっていない。Yさんがお子さんと3人で発熱してしまったため、ただでさえ忙しいのになおさら忙しい上に病気。

元気は元気だけど、これだけ世の中に病が蔓延していると、さすがに疲れが消えない。

ワクチンにもうんざりだ。

今年は季節性インフルエンザのワクチン接種のために、10月1日に96人来た。ありえない。通年より1ヶ月早いスタート。しかも、先週からワクチンの入荷が極端に減り、大人の接種を断っている。接種を断った人から嫌がらせの電話。

新型インフルの予防接種なんてやめてほしい。

ただでさえ忙しいのに、電話の問い合わせだけでも同じことばかりで嫌になる。インフルエンザは蔓延しているし、ワクチンは足りないし、わがままな人たちも多いし、患者は多いし、近所の病院がパンク状態なので、しばらく休日診療をしてくれないかという要請があったけど、こちらはこちらで目いっぱいだし、職員の休みが無くなる。休憩時間も少ない、休みもない、となったら職員を失いそうだ。

今の時期が忙しいのは当たり前なんだけど、今年は豚インフルの影響で10月1日以来どつぼに忙しい。これがずっと続き、12月からまた新型インフルのワクチン接種が始まるとなると死んでしまいそうなので、会議には出席しているし、接種もすることになっているけれども、実際には年内はやりたくない。しかも副反応が多すぎる。アナフィラキシーが発生したら診療どころではなくなる。そのくせ問い合わせは多いし、こんなことならワクチンなんて輸入しなければよかったのに、とすら思う。今がピークなのに、どうするのだろうか。タイは感染者が多く、ひととおり感染が終わってしまい、流行自体は終息しているらしい。学校も閉鎖続きで、うちの娘は9月の末以来、一体いつ学校へ行っているのかわからない。

カルテ番号が10000番を超えた。

叔母の見舞いにも行けない・・・

(ダニエル 3. 33)

投稿者 Blue Wind : 10:51 PM | コメント (0) | トラックバック