August 09, 2004

ヨハネの黙示録 11. 15-19 第七の天使がラッパを吹く

  さて、第七の天使がラッパを吹いた。すると、天にさまざまな大声があって、こう言った。
  「この世の国は、我らの主と、
  そのメシアのものとなった。
  主は世々限りなく統治される。」
  神の御前で、座に着いていた二十四人の長老は、ひれ伏して神を礼拝し、こう言った。
  「今おられ、かつておられた方、
  全能者である神、主よ、感謝いたします。
  大いなる力を振るって統治されたからです。
  異邦人たちは怒り狂い、
  あなたも怒りを現された。
  死者の裁かれる時が来ました。
  あなたの僕、預言者、聖なる者、
  御名を畏れる者には、
  小さな者にも大きな者にも
  報いをお与えになり、
  地を滅ぼす者どもを
  滅ぼされる時が来ました。」
  そして、天にある神の神殿が開かれて、その神殿の中にある契約の箱が見え、稲妻、さまざまな音、雷、地震が起こり、大粒の雹が降った。

投稿者 Blue Wind : 09:19 AM | コメント (0) | トラックバック

コロサイの信徒への手紙 1. 3-8 神への感謝

  わたしたちは、いつもあなたがたのために祈り、わたしたちの主イエス・キリストの父である神に感謝しています。あなたがたがキリスト・イエスにおいて持っている信仰と、すべての聖なる者たちに対して抱いている愛について、聞いたからです。それは、あなたがたのために天に蓄えられている希望に基づくものであり、あなたがたは既にこの希望を、福音という真理の言葉を通して聞きました。あなたがたにまで伝えられたこの福音は、世界中至るところでそうであるように、あなたがたのところでも、神の恵みを聞いて真に悟った日から、実を結んで成長しています。あなたがたは、この福音を、わたしたちと共に仕えている仲間、愛するエパフラスから学びました。彼は、あなたがたのためにキリストに忠実に仕える者であり、また、”霊”に基づくあなたがたの愛を知らせてくれた人です。

投稿者 Blue Wind : 09:14 AM | コメント (0) | トラックバック

ルカによる福音書 5. 33-39 断食についての問答

 人々はイエスに言った。「ヨハネの弟子たちは度々断食をし、祈りをし、ファリサイ派の弟子たちとも同じようにしています。しかし、あなたの弟子たちは飲んだり食べたりしています。」そこで、イエスは言われた。「花婿がいるのに、婚礼の客に断食させることがあなたがたにできようか。しかし、花婿が奪い取られる時が来る。その時には、彼らは断食することになる。」そして、イエスはたとえを話された。「だれも、新しい服から布切れを破り取って、古い服に継ぎを当てたりはしない。そんなことをすれば、新しい服も破れるし、新しい服から取った継ぎ切れも古いものには合わないだろう。また、だれも、新しいぶどう酒を古い革袋に入れたりはしない。そんなことをすれば、新しいぶどう酒は革袋を破って流れ出し、革袋もだめになる。新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れねばならない。また、古いぶどう酒を飲めば、だれも新しいものを欲しがらない。『古いものの方がよい』と言うのである。」

投稿者 Blue Wind : 09:08 AM | コメント (0) | トラックバック

August 04, 2004

マタイによる福音書 16. 5-12 ファリサイ派とサドカイ派の人々のパン種

  弟子たちは向こう岸に行ったが、パンを持って来るのを忘れていた。イエスは彼らに、「ファリサイ派とサドカイ派の人々のパン種によく注意しなさい」と言われた。弟子たちは、「これは、パンを持って来なかったからだ」と論じ合っていた。イエスはそれに気づいて言われた。「信仰の薄い者たちよ、なぜ、パンを持っていないことで論じ合っているのか。まだ、分からないのか。覚えていないのか。パン五つを五千人に分けたとき、残りを幾籠に集めたか。また、パン七つを四千人に分けたときは、残りを幾籠に集めたか。パンについて言ったのではないことが、どうして分からないのか。ファリサイ派とサドカイ派の人々のパン種に注意しなさい。」そのときようやく、弟子たちは、イエスが注意を促されたのは、パン種のことではなく、ファリサイ派とサドカイ派の人々の教えのことだと悟った。

投稿者 Blue Wind : 01:30 AM | コメント (0) | トラックバック

エゼキエル書 17. 1-10

  主の言葉がわたしに臨んだ。「人の子よ、イスラエルの家に向かって謎をかけ、たとえを語りなさい。あなたは言わねばならない。
  主なる神はこう言われる。
  大きな翼と長い羽をもち
  彩り豊かな羽毛に覆われた大鷲が
  レバノンに飛来する。
  その鷲はレバノン杉の梢を切り取り
  その頂の若い枝を折って
  商業の地に運び、商人の町に置いた。
  また、その地の種を取って苗床に蒔き
  苗を豊かな水のほとりに柳のように植えた。
  やがてそれは育ち
  低く生い茂るぶどうの木となった。
  その枝は鷲の方に向かって伸び
  根はその鷲の下に張り
  若枝を広げ、つるの伸びたぶどうの木となった。
  また、もう一羽の大鷲がいた。
  これも大きな翼と多くの羽毛を持っていた。
  このぶどうの木は
  その植えられていた場所から
  根をこの鷲の方に向け
      若枝をこの鷲の方に伸ばして
  水を得ようとした。
  このぶどうの木は
  枝を伸ばし、実を結ぶ
  立派なぶどうの木となるように
  水の豊かなよい地に植えられていた。
  語れ。主なる神はこう言われる。
  このぶどうの木は成長するだろうか。
  その根は引き抜かれ
  実はもぎ取られないだろうか。
  芽生えた葉はすべてしおれてしまわないだろうか。
      それはしおれてしまう。
  それを根から引き抜くのに
  大きな力も、多くの人も必要としない。
  それは植えられはしたが
  果たして成長するだろうか。
  東風が吹きつけたなら
  しおれてしまわないだろうか。
  その芽を出した場所で、しおれるであろう。

投稿者 Blue Wind : 01:24 AM | コメント (0) | トラックバック