August 04, 2004

エゼキエル書 17. 1-10

  主の言葉がわたしに臨んだ。「人の子よ、イスラエルの家に向かって謎をかけ、たとえを語りなさい。あなたは言わねばならない。
  主なる神はこう言われる。
  大きな翼と長い羽をもち
  彩り豊かな羽毛に覆われた大鷲が
  レバノンに飛来する。
  その鷲はレバノン杉の梢を切り取り
  その頂の若い枝を折って
  商業の地に運び、商人の町に置いた。
  また、その地の種を取って苗床に蒔き
  苗を豊かな水のほとりに柳のように植えた。
  やがてそれは育ち
  低く生い茂るぶどうの木となった。
  その枝は鷲の方に向かって伸び
  根はその鷲の下に張り
  若枝を広げ、つるの伸びたぶどうの木となった。
  また、もう一羽の大鷲がいた。
  これも大きな翼と多くの羽毛を持っていた。
  このぶどうの木は
  その植えられていた場所から
  根をこの鷲の方に向け
      若枝をこの鷲の方に伸ばして
  水を得ようとした。
  このぶどうの木は
  枝を伸ばし、実を結ぶ
  立派なぶどうの木となるように
  水の豊かなよい地に植えられていた。
  語れ。主なる神はこう言われる。
  このぶどうの木は成長するだろうか。
  その根は引き抜かれ
  実はもぎ取られないだろうか。
  芽生えた葉はすべてしおれてしまわないだろうか。
      それはしおれてしまう。
  それを根から引き抜くのに
  大きな力も、多くの人も必要としない。
  それは植えられはしたが
  果たして成長するだろうか。
  東風が吹きつけたなら
  しおれてしまわないだろうか。
  その芽を出した場所で、しおれるであろう。

投稿者 Blue Wind : August 4, 2004 01:24 AM | トラックバック
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