やっぱりわが子だなぁ・・と思ってしまう。
親って、子どもの良いところを見たときより、悪いところを見つけたほうが、何となく自分に似ているような気がするから不思議・・・
そうやって、何かをなぐさめているのかもしれない。
突然、電話がかかってきて、
--- お母さん、実習先、まだ決まってない。
--- いつまで?
--- あさって。
はあ?
今からあたっても、書類を送ってもらう時間もないではないか。普通は4月になる頃には動き出し、6月になっても決まってないということはありえない。娘の説明だと、大学の説明会自体が5月だったし、美術の専門の先生を置いている学校が少ないため、なかなか見つからないそう。
なんかね・・・
今まで何のために教職をとっていたのか。しかも、来年は4年なので、4年で見つけても大学院へ行くか、5年生までやるか、しかない。
--- 大学院へ行こうと思うんだけど。4年じゃ足りない。先生が刷りが上手だから院へ行きなさいと言っていて・・・
別に驚かない。逆に、
--- そーでしょう? 院に行かないと自分のやりたいことやらせてもらえないし。
私は、自分が30歳くらいまで院生を続けていたので、娘が大学院へ行くと言って驚くに値しない。でも、せっかく今、就職が回復していて働きやすい時期なのに、わざわざ高い学費をかけるだろうか?
でもね、私なんてバブルの絶頂期だったから、そういう意味ではどーでもいい。
しかも、娘の専攻は木版画。
就職のことを考えて、版画科なんかに行くだろうか?
私はシルクスクリーンが好きなので、娘に大学ではやらせてもらえないのか尋ねたが、学部では難しいそう。おそらくは装置などの関係で、順番が回ってこないのだろう、学部では。
将来のことを考えないのかと思うけど、私自身、長生きの家系ではないために、そういうややこしいことを考えるのは苦手で、その時々にやりたいことをやってきただけなので、今さら娘に言うことは何もない。
それに、将来のことを一生懸命に考えたって、自分の希望するようになることなんてほとんどないし・・・
それにしても、計画性、なさすぎでしょう。
さすが、わが子。
(歴代誌上 21. 1-3)