筋肉痛・・・
昨日までは、大胸筋。今日は腕。
大したトレーニングはしていないのに、すぐに筋肉痛になる。
怠け者の私が、どういう風の吹き回しかと言えば、この前のハープのレッスンで、
「しらいしさん、意外と腕力ないわね」と先生に言われたから。
そろそろハープを始めてから1年半以上経ち、気がつけば中級レベルの練習をしているのかな・・・
目標だったマックスウェルの「引き潮」も練習させられている。これが10年後に弾けたら、ハープのレッスンを辞めるつもりだったのだが、2年くらいもすれば楽に弾けるようになるのかも。
1年前、先生に左利きかと訊かれ、その時になってようやく私は自分の右手の親指が動かないことに気づく。若い頃に脱臼し、途中までしか曲がらないし、左右に動かせない。当然、ハープの主旋律を弾く力が足りない。
そのことを先生に告げた時の、なんとも言えない表情・・・
それまではキャロルスとか、ライトな曲を好きなように弾かせてくれていたが、私の右手に障害があると知るや、ボクサなどの練習曲で、弦を弾く練習がメインになった。私も、親指を動かすトレーニング?を意識的にやるようになり、今では指が曲がるし動くし、リハビリ成功。
もともとが器用なので、今まで「障害がある」とまで感じたことはない。ただ、瓶の蓋を回すとき、蓋を右手で固定し左手で瓶を回さないと蓋が開かないとか、日常的にはその程度の苦労。大したことはない。
でも、楽器の演奏となると別。
むしろ、演奏家としては致命傷だろう。
でも、しょせん、素人でございまして、今から芸大へ行くとか、プロのハーピストになろうとか、そういうわけではない。にもかかわらず、せっせとリハビリをしていた私・・・
それから1年、先生の褒め言葉、
「あら、しらいしさん、私と同じ音が出るわね」
だって・・・
ぜんぜん褒められてる気がしないのだけど・・・
もう少し別の褒め方があるのではないかと思って顔を見たが、へいちゃら。さすが芸大出身。
で、次のセリフが、
「しらいしさん、意外と腕力がないわね」
だって・・・
ちょっとムッとして、それ以来、キッチンのシンクを相手に腕立てふせのマネなどしていたら、腕ではなく大胸筋が痛くなってきた。床を相手に腕立てふせするような根性はない。基本的に疲れるのは嫌いだし・・・
無理はしない。
次から次へと課題を出されることを喜ぼう。まだ上達する見込みがあるってことでしょ?
悪い気はしない。
(マタイ 27. 27-31)
栄光あれ。