March 13, 2011

まだ断水中

やっと電気が使えるようになった。まだ、断水しているけど。


震度6強?


地震が来て以来、電気が止まり、電話は通じないし、テレビどころか、懐中電灯で灯りをとり、月明かりがある分、家の外のほうが明るいくらいだ。


幸い、最初の地震が来た時には日中だったのでパニックにはならなかったけど、いざとなったら3台あるはずのラジオのうち2台が旧すぎて壊れていて、残りも、電池を取り替えて、ふたを外して、電池をくるくる回したら、何とか使えるようになった。電気や電話が使えないので、かろうじて真っ暗な中でラジオを聴きながら寝た。


懐中電灯も、ずっと点けていると、2時間くらいで消えてしまう。電池があっという間になくなっていく。水道も使えないし、かろうじて数件開いていたコンビニに人が群がり、カップ麺とチーズとお菓子と水と缶コーヒーなどを1時間以上並んで買った。


車の中でテレビを観ていたが、ガソリンが無くなると困るので、ラジオから得る情報だけが頼り。正直、ライフラインがいつ復旧するかが一番の関心事だった。


***


11日には開いていたコンビニも12日にはシャッターが降りており、とりあえず震災のときには車でどこかへ行けば普通に開いているところにたどり着くのではないかと思って、昼間、家を出た。ところが、渋滞。


電気が止まっているのに、ガソリンスタンドが開いていたので、何時間も皆並んでいるのだ。かなり動揺したとき、中華料理屋の前でジュースとお弁当の販売をしているのが目に入ったので、お昼はそれで済ませ、夕飯は明るいうちにカップ麺とサラダ。


とうとう2日目の夜が来て、今日も真っ暗かと諦めていたら、10時半頃、電気が点いた。


そのとたん、テレビを点けたら、恐ろしいニュース。こんなに酷いことになっているとは知らなかった。津波のこともニュースでは知っていたが、ほとんで情報がないに等しい生活。ライフラインの復旧情報とか、避難所の情報とか、地元のラジオはそういうことがメイン。


携帯も繋がるようにはなったが、充電が切れたら終わり。なんとか娘の高校に、修学旅行がどうなるのか問い合わせたら、いまだにライフラインも復旧していないのに、スクールバスが出るのでそれに乗ってくれと言う返事。13日から班に分かれて順次出発する。電車がストップしているのに、学校に残っていた子たちはどうなったのか、あるいは、どうするのか? 

気になったが、そこまでは、先生も忙しそうで訊けなかった。


(ルカ 13. 1-5)

投稿者 Blue Wind : March 13, 2011 04:30 AM | トラックバック
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