14日にツインリンクもてぎの花火大会に行った。
ツインリンクもてぎという名は、娘が学校の合宿か何かで行ったので知っていたけど、レース場とは知らなかった。本当に山の中で、ナビを見ながら一般道を走って行ったため、大した距離ではないのに、いくつもの山を越えていったような気がした。
花火大会は夜だというのに、地元の人たちはピクニックの支度をして早くから来ている。人が多くて座る場所もないので、レジャーシート持参の人たちが羨ましかった。浴衣姿の若者の姿が目立つ。レース場がなければ、縁日のような雰囲気で、どこかのお祭りのようだ。暑いので喉ばかり渇く。
それでも12000発の花火は素晴らしかった。暑い中をずっと待った甲斐がある。レース場なので周囲に何もないし、スタンドのライトも消し、暗闇の中、頭上に花火が上がる。ものすごい音。
途中で風向きが変わったので、いきなりスタンドが煙に包まれる。霧に包まれているようで、花火の量が半端でないため、数分間中断したほど。
最初、花火の燃えカスか演出かと思ったが、あれは本当に流れ星だったらしい。あんなにはっきりとした流れ星はめずらしい。そのほかにもパッと消えたが、流れ星が見えた。
待ち時間の暑さと長さと人の多さには辟易するし、園内の循環バスを1時間待ち、駐車場から車を出すまで1時間以上の渋滞があったとしても、誰も文句を言わず、のんびりしている。それくらい素晴らしい花火だった。
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それにしても、わたしの車のナビはダメだ。とんでもないところに案内してくれる。普段はナビなんて必要ないし、今までは外出するときには父さんの車を使っていたため、自分の車で遠出するという意識はない。それでも、移動の手段が車に頼らざるを得ないため、ほとんどの家でセカンドカーを使っている。
今回、父さんが自分用の車をエコに惹かれてインサイトにしてしまったため、娘が後部座席に座ると狭いので文句を言う。短時間ならともかく、長時間乗るのはきついらしい。生活感のない車。でも、ナビは優等生。にもかかわらずわたし用の車は7人乗りのフリードなので、遠出するときにはこちらを使うことになる。
わたしは以前から今度買い換えるなら絶対にオーディオのよい車にしようと思っていたため、最初はナビにするつもりはなかったのだけど、たまたまキャンペーンをしていたため、それに乗っかってしまった。それでもスピーカーを増やしたので、音はかなりよい。
が、しかし、ナビ・・・・
試しに小町の里まで使ってみたら、大昔の街道を通らされ、すごく遠回りになった。今はあんな道を通らなくてもまっすぐ行けるのに、ナビにはない道だということを初めて知った。
ツインリンクもてぎへの道も、どうも事前にマピオンのドライブルートで確認した道がどうしても出てこない。どういうわけか遠回りされられる。帰りは腹が立ったので、最短距離を選んで帰ってきたら、おっそろしい山道を走ることになった。街灯もない。ひたすら真っ暗な道。ただし、信号もないし、対向車すらほとんどないため、真夜中の道は恐ろしく、ナビがなかったらとてもじゃないけど走る気にはなれない。もっとも真夜中にあんなところを走るような車は変かもしれないが・・・
筑波山を越えて、桜川市を抜ければ、栃木はすぐそこのはずなのに、桜川市は想像以上に広かった。
(マタイ 27. 24-26)
嫌なシーンを開く。
花火を観るために集まった群衆・・・