April 30, 2009

ありえない・・・

去年あたりからパンデミックがそろそろ出そうだという噂がもちきりで、看護師が防護用のマスクを頼んだら、すでに品切れ状態。普通の感染予防のためのマスクはたくさんあるが、わたしはまだ息が苦しくなるほどのマスクをしたことはない。

ちまたでは豚インフルエンザの話題がクローズアップされているが、それとは別にわたしの住んでいる地域ではまだインフルエンザが流行っている。ホソピーの息子さんのクラスでも10名くらいB型インフルエンザに罹っているし、このところ高熱の患者が多く、いまだに一日1人くらいはインフルエンザ。しかも、今日はA型が出た。

おかしい・・・

普通はこの時期にインフルエンザの患者がこんなにいることはない。普通はA型が流行り始め、次にB型。それが今期に限っては、最初からB型のインフルエンザが流行し、しかもタミフルが効かないという話も多かった。このため、例年の流行パターンとは違うために、そろそろパンデミックが出るのではないか、今年がそれにあたるのではないかという憶測は多く、ホソピーなどはマスク6箱を備蓄し、今度は米を備蓄して、すでにパンデミックに備えている。ワクチンも効かない、薬も効かない、となるとパンデミックに感染してしまったらなす術がない。ひたすらマスクとうがいと手洗いで感染を予防し、外へ出ないこと、しかないらしい。

わたしは、娘に、学校へ行くときにはマスクを着用するように言ったが、あっさり断られた。学校や職場や公共の乗り物は恐い。インフルエンザは症状が治まっても1週間は感染力があるため、元気になっても感染防止のために外出するべきではない。なのに、治ったと思って学校へ行かせているという話をよく聞く。ありえない・・・

ホソピーが怒っていたが、上のお子さんがインフルエンザに感染し、今日は妹がインフルエンザかも、と受付で堂々と話している母親がいて、ほかの患者さんがビビリまくり、すぐに奥の部屋に入ってもらった。ホソピーが怒っていたのは、月曜日にインフルエンザと診断されたお子さんを一緒に連れて来たことで、少なくても今週いっぱいは外出するべきではない。ウイルスをばら撒いているのと同じだから。にもかかわらず、父親が休みで遊びに出かけてしまったので、仕方なく一緒に連れて来たそう。ありえない・・・しかも、A型。

患者さんが、滝の上からみた中禅寺湖の写真をくれた。富弘美術館のことを教えてくれた人で、その話をしたら喜んで持ってきてくれた。最初、草木ダムかと思ったが、それよりも雄大。あのあたりがお気に入りなのだろうか。

その写真を見ているうちに、隔離されるならこんなところがいい、と思った。皆で写真を観ながら、「こういうところなら感染しないだろうね」と感慨にふける。わたし的には、隔離されるなら、という意味で言ったのだけど、深く考えるのはやめた。

***

わたしは、ひとりよがりだ。

聖体拝領のときに思った。

つまらないことなんだけど、わたしがグレーのベールを使っていたせいか、神父さんの顔が恐かった気がする。単に、代母がわたしの使っている白のベールを気に入っていたようなので取り寄せようと思ったら売り切れで、色違いのグレーと黒しかなかったため、それらを代母とわたしの分をまとめて購入。グレーと言っても刺繍柄は白で、透かしの部分が黒なだけだ。髪の毛の色と同化してしまえば白だと思ったのだが、グレーと言えばグレー。

つまりは、そういう気分だったから、それを使ったのかもしれないが、今は灰をかぶる時期ではない。

聖書はエレミヤに入った。

今の時代に、エレミヤがいたらなんと言うか?

やっぱ、悔い改めよ、かな・・・ でなければ、立ち戻れ、とか?

なんでそういうふうに思うのかはわからないけれども、突然やってきた世界規模の不況とインフルエンザを考えたら、昔のユダヤ人なら灰をかぶって断食するのかもしれない。わたし的には、気がついたら娘の塾が終わるまでの断食とか、呼び出されてお昼を食べ損なっての断食など、このところ偶発的断食には見舞われているが。(本当の断食でもないし、本当に灰を被っているわけではない・・・)

母親の幼児虐待のニュースは多いし、聖書の時代のありえないことがリアルで困る。

いつになったら新約聖書にたどりつくのだろう。聖書は分厚い。

(詩篇 147)

投稿者 Blue Wind : April 30, 2009 02:10 AM | トラックバック
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