April 02, 2009

富弘の、時はまあるく止まりつつ進みつつ日の暮れる美術館

湖は、青緑色。雨の中、深緑色。夜は、見えない。

円い部屋、出るも入るも迷子道。時計のようにただ進むだけ。

指先は文字なぞれども凹凸の文字失いつ異物並びぬ

蟻の目で花みあげれば空のいろ群青の葉のゆられるままに

富弘の、時はまあるく止まりつつ進みつつ日の暮れる美術館

(コリント一 6.. 12-20)

投稿者 Blue Wind : April 2, 2009 11:49 PM | トラックバック
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