February 23, 2009

罪滅ぼし・・

罪滅ぼし・・・

もちろん、わたしにはたくさん罪はありますが、そのたくさんの罪の中で何を悔いるべきか?

子どもの祈りの手引きの中には、友達とケンカしたとか、お父さんお母さんのお手伝いをしなかったとか、その他諸々よいこのお手本のような話が書かれている。

う〜ん、う〜ん、と悩んでいると、院生Fから電話。折り入って話したいことがある、という・・・ かなり動揺している様子で、3月いっぱいでバイトを辞めたいと言う。それは構わないというか、やっぱり学校のほうが大変なのかなと思ったら、今度は学費を払えないから休学して働いてまた院生を続けるつもりらしい。お母さんが借金まみれなのがわかって大変なことになっているそう。

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今、母が倒れたときの直後のような動揺と衝撃があり、彼女になんと説明したらいいのかわからないままに銀行に行って来てしまった。「へそくり貸そうか?」と言った時、「ジム長、騙されますよ」と彼女は本気にしていなかったけど、わたしのほうが落ち着いていられない。

罪・・・・

母が倒れたとき、そのショックはなかったなぁ・・・ わたしとて神戸の震災やらおじいさんの死やらいろいろあって、娘はまだ小さいし、そのころは母のことどころではなかった。でも、父が亡くなった後、母がものすごく苦労して、精神的にも肉体的にも経済的にもボロボロ。もう少しわたしが早く気がついていたら、あそこまで悪化することはなかったかも。

母のこととオトくんのことは、悔やんでも悔やみきれないところが、今でもあるのだろう。日頃は忘れているけれども、何かのおりに思い出してしまう。・・・・・・それが、罪。

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わたし、どうかしてるよなぁ・・・

Fは若いし、介護施設関係が専門だから、介護師の資格取って1年くらい休学して働くくらいどうということもない。冷静に考えればわたしが何かすることは何もないわけで、彼女にとっても迷惑だったかも。

「借金のあてはあるんですけど、お母さんみたいになりたくないから休学して働きます」だって。

あのなぁ・・・ あなたのお母さんはあなたたちのために借金してボロボロになったんじゃありませんか? それを一言で、「お母さんみたいになりたくないから」で終わらせるな!

・・・・・・・と思いつつ、同じだよね。結局、自分も若い頃は母みたいになりたくないとずっと思っていたし、形は違っても同じようなものかも。それが何年もすると、こうやってウツウツする原因になる。

でも、イイコなんだよね。何とか助けてあげたいと思ってしまう。そのうち何とかなるだろう。若いし・・・ がんばれ。

さて、ババアも働くか。

(ヨハネ 6. 22-59)


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Fから電話。

みんな心配してくれて、無事に勤め先も決まり、何とかなりそうだから、と。よかった。自立支援センター・・・か。天職かも。がんばれ。

(ルカ 2. 14)

投稿者 Blue Wind : February 23, 2009 05:32 PM | トラックバック
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