梅風のすぎてゆかんや山里は蕎麦打つ人と蕎麦待つ人ら
アヴェマリア歌詞まちがえて今さらに昔からだと思いおこしぬ
隣人の白きベールに救われし祈りの花は梅の色にぞ
ぐったりと鞭すえてゆく教会は告解のすすめにぞあふ雀かな
(ルカ23. 44-49)