June 09, 2007

雰囲気

今日、お昼休みに大通りを車で走っていたら、中央分離帯を鴨の親子がお散歩していた。信じられない・・・どこから来たのだろう。しかも、雛が3羽、よちよち歩きで車道へ飛び出す。

前の車が渋滞しているので事故でもあったのかと思ったら、鴨の親子だった。後ろの車が隣の車線へ車線変更したのは何となくわかったが、こちらはこちらで雛を轢くのはいやだ・・・危ない、危ない・・・

などと思いながら、平和な午後だった。

それにしても昼寝の時間を取り戻したのはよいが、きっちり買い物をしてランチを食べその後すぐに昼寝する。もはや仮眠ではない。起きるとやたらと重力を感じ、頭と足がやたらと重い。つまり、まだ頭の中が寝ている状態で起きなければならず、1日に2回も出勤前を迎えるというのも楽ではないことに気づいた。

何でもやってみないとわからないなー、と近頃しみじみ感じる。

昨日は診療後陣中見舞いからかかつてのダンナの上司が来た。1月の暖冬の頃、本当に患者の数が少なくて参っていた頃に電話で話して以来だ。その時に言われたのは、「いつでもコンサルを紹介するよ」という台詞だった。わたし的にはあまり参考になる意見とは思わなかったが、要するに勝手に開業し、苦労し、開業当初の2年間は家庭の中がどつぼに暗く、奥さんを慰めるためにコンサルを必要とした、ということを教えてくれた。

うちの場合は、とりあえずその手の暗さはすでに終わったが、家庭を救うためにコンサルに何万も払うのなら、わたし的にはバカンスへ出かけたほうがうれしい。仕事が終わってから買い物をして食事の支度をするのなら、お昼に買い物を済ませたほうが平和。

その間、診療所には看護師だけしかいない。

それを言ったら、「暗いなー、やめろやめろ。受付を看護師にやらせるというのは暗い。流行っていないクリニックのまねをするな」と言われたそうだ。

痛いところをつくなー、と思ったが、実際、昼下がりの時間帯は大抵ヒマだ。午前は何となくあわただしいし、患者さんも多いけど、午後は開院以来、特別なことがない限りヒマ。新患も1人くらいしか来ない。そういう時間に何も人を雇ってこれ以上遊ばせておく理由はない。・・・・とわたしは思う。

そこで患者さんの気分になって院内へ入ってみた。たまたま患者さんが座っていて、その向こう側に看護師が二人パソコンの画面を眺めていたが、特に暗いとは思わなかった。まあ、若い女の子が座っているよりはさすがに重いか・・・が、しかし、患者さんが不安になるような雰囲気でもないし、お昼はそれなりに明るいからよしとしよう。(ほんとか?)

一つわかったのは、年寄りが時間をかけてじっくり座っているような雰囲気ではなく、むしろ若い人たちが気楽に入ってぱっと去っていくような雰囲気。

雰囲気がすべてなのかもしれない。

投稿者 Blue Wind : June 9, 2007 12:32 AM | トラックバック
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