August 24, 2006

事業にはほど遠い・・・

近頃、思うのだけれど、・・・・・・・よのなかは忙しい。
内装工事が遅れそうで、それでは困るのだけど、1,2週間開業が遅れることはよくあることで、大して気にしないでいた。
帰りしな銀行の人に、「パチンコ屋なんかは大変ですよ。1日遅れただけで日銭が入らなくなるから、損害賠償まで契約にあるから工事は大変で。」と言われた。

おおお・・・・・

そりゃ、パチンコ屋さんだったら、そうやって計算できるのだろう。開店と同時に人が並ぶらしいから、台1台につき売り上げなども予測できる。それにひきかえ、うちの事業計画書のほうは、結局は最終的にわたしが手書きし、家計を考えながらのんびりしている。もともとはリース屋さんが作成してくれたものを土台にシビアに計算し、シビアなものがさらにシビアに書き換えられて、最終的な数字を出した。最低限度、この程度の患者さんが来て、この程度の売り上げがでれば、これくらい借金を返済し、5年後に娘の受験があるから、その頃までにいくら貯蓄して、の世界。

こんなんでいいのだろうか?
正直、世の中の景気なんてまるで関係ないし、ほとんどが1年目はこれくらい、2年目はこれくらい、3年目で飽和して、その後は横ばい。というのは、医者1人で1日に診られる患者さんの数には限度があり、あまりにも増えると、休みの日を増やしたり、受付時間を短縮したり、予約制にしたり、とことんマイペース。生活費が足りなければ、バイトへ行ったり・・・

今度、銀行の人が悩んでいるのが金利のことらしい。
あまりにも高く設定すれば、公庫とかね・・・少なくてもわたしの性格だから、そそくさと繰り上げ返済してしまうだろう。そうなると、銀行は儲からない。それでいて、このところ銀行の金利が値上げになったらしく、去年からわが家を担当している人は悩んでいる。前回の話は借入額が高かったので、それこそ支店長と相談して、となるが、今回のプランはビル診療なので借入額は低い。普通は、借入が大きくなるほど金利は低くなるらしいが、わが家の場合は、リスクの低い貸し先ということで、低金利の設定ができるかどうかを相談するそう。

事業計画というより、住宅ローンの借入のような雰囲気だった。

投稿者 Blue Wind : August 24, 2006 12:54 AM | トラックバック
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