April 19, 2006

娘が幼稚園の頃のよう

デスクトップに向かうのは何年ぶりだろう。インターネットを始めて以来ずっとノートを使用していたので、どうもキーボードの感覚が違うために、自分で打っていながらかちゃかちゃうるさく感じられる。家を建てたばかりの頃に買った小さな液晶テレビが寿命で壊れたため、パソコンをテレビとして使うという話は以前からあったのだが、無線LANにするのも面倒なのでインターネットの回線はわたしのパソコンが独占していた。

そういう時期だったのかもしれないな。自室にパソコンやテレビを置くことは学校で禁じられているため、居間にその手の代物をセッティングしなければならない。わたしはテレビは観ないけど、どうしてもダンナと娘のチャンネル権争いがあり、テレビが2台というのも避けられない。常に現実を考えなければ。

それにしても主婦はつおい。
結局、飾り棚のついた窓際を自分の趣味のスペースに改造してしまった。どうやって考えても、キッチンの近くから離れられない。もっと快適なスペースがあるはずなのに、われながらバカみたい。飾り棚に設置したためにキーボードを打つ場所がないため、小さなドレッサーもどきを買ってきて、それをキーボード置き場にしてしまった。机はどんなに小さいものでも案外大きいので、かさばりすぎる。

それにしても、サイトを一つ開くたびにダウンロードが必要な気がするほどソフトが違う。大抵のパスワードはパソコンに記憶させていたため、いちいち打ち込まなければならない上に、すでに忘れているパスワードも多い。秘密の質問の答えすら忘れていたし・・・セキュリティよりもぼけたことを考えて設定しないとそのうち何もできなくなりそう。

それにしても、何でも検索で調べるクセがついてしまっているため、ネットが使えないというのが相当ダメージ。電車やバスの時刻表やお店の検索、あるいは旅行の予約にしてもすべてネット。おりしも今は夏休みの航空券を確保するために競争の時期。今を逃すと間際で代理店が抑えているものを使うしかない。オフ・シーズンに旅行に行けた頃が懐かしい。

***

とにもかくにも、あわただしくしているうちに娘も学校に慣れ始め、最初の頃は鼻歌が止まらない。学校が楽しいそう。幼稚園の頃の同級生が後ろの席。わたしは覚えているけど、彼女たちは覚えていないそう。

そうやって言われると、わたしだって幼稚園の頃の先生の名前も友達の名前も覚えていない。同じクラスに誰がいたかなんて皆無に近い記憶。最低でも記憶に残っているのは、近所で一緒に遊んだ友達とか、小学校でも高学年になってからの友達で、札幌時代の記憶はそれこそそれ以外は皆無。

世間は狭く、大学時代に偶然同じ幼稚園へ通っていたという人に遭遇したことがある。苗字が変わっていたので、あちらのお母さんがわたしのことを覚えていたそう。単なるおさななじみに遭遇したこともあるし、小学校の同級生とかね・・・高学年になると面影があるため、どこかで見たことがあるなー、という程度の認識はできる。

が、しかし、幼稚園の頃では無理だ。

そんなこんなを思い巡らしながら、毎朝のバス停には同じ小学校だった子たちが集い、学校が違ってもバス停は同じというつくばの狭さを感じる。

というわけで、娘はうきうきしながら楽しく通学している。時間になればバスで帰ってくるなんて幼稚園の頃を思い出してしまう。わたしもようやく塾や学校への送迎から開放され、こうやってあまり時間を気にせずぱちぱち打っていられるなんて何年ぶりだろう。(夜中を別として・・・)

投稿者 Blue Wind : April 19, 2006 05:24 PM | トラックバック
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