カレンダーを眺めて、なんだ勘違いかと、この前書いた記事を読む。
そそっかしいのは昔から。
日曜日に娘の入学式を終え、演台の横に飾ってあった立派な盆栽を眺め、それが軽トラの荷台に載せられて校門を出て行くところを目撃し、いまどきお祝いに盆栽を飾る学校に面食らう。
昨日は代休。市役所に行き、住民票を取る。中学へ提出するため。
一体何に使うのだろうと思いつつ、住民票への記載事項をどうしてよいのか迷い、担任に質問しても知らないと言われ、そういうアバウトさが中学なんだなーと意味不明な感慨を覚えた。
どこの中学でも同じらしいけど、今日は学力検査、明日は知能検査があり、その翌日から平常授業が始まる。
はあ〜、疲れる。
娘は無事にバスに乗れただろうか。
小学校のときより家を出るのが30分遅いため、朝、時間をもてあます。
ようやく古紙の日を迎え、近所に古本屋がオープンしたのを気にしながら、それでもどっさり捨てた。リサイクル用に紙紐を使ったら紐が切れた。ダンボールやら古雑誌やら新聞やら、ゴミを捨てるのも肉体労働だ。歩いては無理なので、クルマに積み、捨てに行く。
捨てたら買いたくなるのが人情で、このところ電気街を歩いている。物によっては学生時代から使っているものもあるし、壊れたままになっていたのもあるし、電気コンロやヘルスメーター、ドライヤーやひげそりまで新しくなった。
ソファのクッションがそろそろダメになってきているので、この前から買い替えを考えている。それでいて気に入っているので捨てられない。それでいて、マッサージ・チェア・・・とうとう買ってしまった。最新式。医療機器メーカーが出しているもので、今までイメージしていたものとはまったく違う。わたしは持病があるため、かなりリハビリで痛い思いをしてきたが、座ったとたん数十年前の記憶が甦るくらい、違う。
もう、ババアなんだよね・・・近頃、老眼が始まり、クルマを運転しているときに目がしょぼしょぼするので怖い。運転できないほどではないが、いわゆるかすみ目というやつなんだろうか。めったに薬は買わないが、ドラッグストアで目薬を買ってしまうほど、近頃目が気になる。老眼は病気ではないので仕方がない。
老眼とか代謝異常とか、どうも病気のようで病気でないような代物が一番困る気がする。まあ、対処療法で目薬を差したり、マッサージチェアで血行を促進したり、食事を考えたり、そうやって自分と付き合っていくしかない年頃になってしまったのだと自覚。
もう、世代交代。
少し前ならわたしのほうが重い荷物を持っていたが、近頃では娘が重いほうを持つ。夜中にダンボールの整理をしていたら娘が起きてきたので結局捨てに行くまで手伝ってもらった。彼女も緊張しているせいか、少し動いて疲れたほうが眠れるからと言う。
テンはついこの前200グラムだったのに、今は2.1キロくらいある。母犬のマリが3.3キロ。父犬は4.7キロ。すっかり犬3匹状態になり、2匹と3匹では違うなーと思いながら、彼らは自然と群れをなすようになり、まるで親離れをした子のように自立してきた。
それなりに節目の時期なんだろうな。
今までは何となく娘の赤ちゃんの頃のものでも捨てられなかったけれども、子どもはあっという間に育ってしまうし、靴ですらすぐに履けなくなる。いまだにベビーチェアが置いてあるというのも不自然。ダンナの荷物置き場になってしまっている・・・そうやって古くなって不自然なものが多くなっているのに住人は気づかない。