February 28, 2006

【今日の短歌】 春の日は眠気ばかりがやってきて目の開くごとにこいぬは育つ

白石と呼ばれているかわが娘男の子詰める後ろの座席
長ジャケツ、ランドセル負い背の足りず遊び足りない放課後の道
穴あきの缶捨てられし道端は子ら多きゆえ悪意を感ず

春の日は眠気ばかりがやってきて目の開くごとにこいぬは育つ

たまに会う子らは育ちぬ面影をさがしてみても波間の光
あの道もこの道もまたなつかしく感じるような季節の終わり

投稿者 Blue Wind : February 28, 2006 12:19 AM | トラックバック
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