September 11, 2005

選挙〜♪

お昼頃、娘を連れて選挙へ行って来た。わたし、茨城に来て以来、混んでいるからという理由で受付で待ちがかけられたのはこれが初めて・・・

まあ、大して混んでいるわけではないけど、お昼だというのに名簿の受付チェック欄のハンコの並び具合を見たら、すでに半数以上に押されていたので驚いた。よく見たら、うちのダンナはすでに投票を終わらせている。出勤の前に投票を済ませたのだろう。母の欄は空欄。そりゃそうだよね・・・ほとんど意識のないまま病院で生きているわけだから。

周囲を見渡すと、高齢者や車椅子の人のための投票机があり、90歳くらいで家族に付き添われてやってきている人もいた。棄権しないというのは立派だ・・・

それにしてもわかりにくい選挙制度。最初に3枚渡され、その次に知事選と県議の補欠選挙のための投票用紙が渡される。

今回は選挙カーもほとんど走っていなかったし、そのくせクルマに乗るとカーラジオから政見放送が流れる。テレビCMも多いし、どちらがマシかと問われれば、もちろんあのうるさいスピーカーが走らないほうがマシ。

それにしてもわかりにくい。小選挙区と比例代表と、両方にダブって同じ候補者名が並んでいるし、どちらかにしたらいいのにと思うんだけど。
そこでどうやって当選者が決まるのかネットで検索した。

『小選挙区比例代表並立制に反対する』

ますますわかりにくい。
要するに、小選挙区で立候補した人が勝てば比例代表の名簿から抜け、順位が変わるらしい。要するに300議席が小選挙区で確保され、比例代表で180議席が決まる。ただそれだけのことなんだけど、なんかすっきりしないなぁ・・・新人や無所属が明らかに不利なのがわかる。まあ、個人的に知名度があり、それなりに得票できる人が無所属で立候補し、それで落選してしまった議員の敗者復活的にこの制度が活用されているだけのような気がするんだけど、それもやはり世相なのでしょうか。

広島6区を例に挙げると、いきなり無所属でホリエモンが登場し、そうなるとそれにより落選する議員がいるとする。そういう議員の救済のために党の名簿がある。が、しかし、党の公認を受けられないとなると敗者復活法が使えない。そのため自分で新党を結成し、小選挙区で負けてもそちらで議席を獲得しようという・・・

よくもまあこんな選挙法を決議したものだわ!

ちなみにこのやり方は1回で取りやめになった国が多いというのに、日本ではずっと続いて行くのだろうか・・・

選挙の後、娘と一緒にお茶しながら、選挙公報をおちびに読ませた。一応、受験生の母なので、憲法や議会のことは試験によく出るし・・・が、しかし・・・小選挙区比例代表並立制ってどういう仕組みなの〜? よく考えたら母もよく知らないことに気づいてしまった。ドント方式がどうたらこうたらと説明されても数字に弱い母であった。が、しかし・・・そういう数字に惑わされてはいけない何かを察知したことだけでも喜ぼう。

それにしても試験だと、「小選挙区で300議席、比例代表で180議席、同じ人が両方の候補者になってもよい」と覚えればいいんだよね〜♪ 簡単だわ〜♪♪ (う〜む・・・)

投稿者 Blue Wind : September 11, 2005 06:26 PM | トラックバック
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