September 04, 2005

【今日の短歌】 子の未来、歩く現代、現実の、近くて遠い校庭をみる。

新古本ワゴンの中に並びたるドラッグストア垣間見し今
もうすべて終わったことと辞書ですらワゴンセールで積まれておりし

雰囲気とカリキュラムだと先生は昔の顔で笑っていたが
古臭く新し臭く病院の匂いのような教室の中

世の中はいろんな子らといろいろな教室の数無機質にあり
子の未来、歩く現代、現実の、近くて遠い校庭をみる。

先生が子どもの顔で微笑めば生徒の顔も子のまま笑う
鬱蒼と何が何だかわからない今の時代は予測されおり

投稿者 Blue Wind : September 4, 2005 01:32 AM | トラックバック
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