September 04, 2005

昔ながらの学校

今日もまたオープンスクールへ。ずいぶんあっさりしていたのが印象的。正直な感想としては、私立の中学を見学に行ったというより、予備校の説明会に参加したような感じだった。わたし的には物足りないような気がしたけど、逆にシンプルだし、先生も、うまく説明できないけど生徒の中に融け込んでいて先生というよりサークルの顧問や先輩かと勘違いするほどフレンドリーだった。

そういう校風のせいか、見学に来ている人たちも常連が多いらしく、のんびりしている。顔見知りも多い。わたしは初めて学校の中に入ったのだけど、娘の塾の友達のお父さんがあれこれ校内を説明してくれた。でも、その友達の第一志望はほかの中学。その子のお兄さんが中学から入ったのに途中で校則が厳しいのにネをあげて公立へ。それでも中2までに中3までのカリキュラムを終わらせているから、公立へ転校しても勉強自体は楽らしい。

そうなんだよね・・・茨城は中学は私立、高校は県立、という子も結構いるそう。県知事でさえそんな風。田舎ってそういうものなのかもしれない。途中で公立へ移って、また県立を落ちたら戻って来るのだろうか・・・まるで、塾や予備校のように中学や高校を出入りするというのも今風なのかもしれない。親も先生も非常にそういう点に関しては淡白で驚いた。

まあ、それだけ生徒の数が多いということなのかもしれないし、それでいて先生と生徒の仲がよいのでそういうことも可能なような気もする。世の中にはいろんな子がいる。学校自体は予備校みたいなのに、先生の面倒見がよいせいか、昔ながらの先生という気がするから不思議。卒業生が気楽にやってきてはサークルの後輩の指導をしていたり、保護者参加のレクチャーがあったり、レトロで田舎風で固定ファンがいるというのも納得。

派手さはないけど、昔ながらの学校という感じで、安心感があった。

投稿者 Blue Wind : September 4, 2005 12:32 AM | トラックバック
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