August 11, 2005

女性の気風

娘の模試の結果が戻ってきて、がっかり・・・
とてもじゃないけど、旅行へ行く気分じゃない。
こんなことなら旅行の予約をしなければよかったと思いつつ、予約の確約書などを印刷しているうちにようやくウキウキ。考えてみたらほかに大して楽しみのある人生でもないし、せめてヴァカンスくらい楽しまなくっちゃ。

でも、いろいろなことを振り返ると、わたしはわたしだけで生きてきたわけではなく、名前一つにしても祖母の性格がわかるんだなぁ・・ということを感慨深く思う。いや、普通の人です、わたしの祖母は。でも、叔母たちの名前一つにしても性格が滲む。そんなことをぐたさんの記事 から思う。

伯母は大恐慌の頃に生まれたから英子(日英同盟から)、母は5.15やら2.26事件の頃に生まれたから房子(市川房枝から)、その後第一次世界大戦が始まりそうになると叔母は弘子(弘法大師から)という具合。その時代の世相や願いがストレートに名前に表れている。

そういう祖母の性格を受けて、叔母たちも勝気で男勝り。でも、戦い方が違うのだと思う・・・大正デモクラシーの影響からか、颯爽と着飾って銀座を闊歩するだけでもそれはそれで一つの女性の戦い方。わたしはそういう影響を強く受けて育っただけのような気がする。性格なんだろうな・・・だから、シャンゼリゼをサン・ローランを着て歩かされる。そういう育ち方。母の世代の人たちは白人コンプレックスが強い。ところが実際の欧米人はなんと言うか・・・う〜む・・・・・・映画とは違いますよね。

ステテコとかもんぺとか、今はそういう衣服そのものが無くなってしまったけど、都市部と農村の違いが大きく出るのは服装で、しかも戦時中となるとお洒落とは無縁。そういう有様だったから、戦争が終わり、女性のスタイルが華やかになるということはみんなの憧れでもあった。

が、しかし・・・・
子育てを始めてしまうと、動きやすい服装のほうがよくなる。ひらひら系よりもカジュアル系へ。そうやって考えるとファッションも一つの世相。

姑さんはたしかにお洒落な人ではあるが、小柄でお人形さんのような顔をしつつ性格は勝気だし、うちのダンナのほうはみんな理系。

気風というのはあるなぁ・・・

投稿者 Blue Wind : August 11, 2005 12:04 PM | トラックバック
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