August 03, 2005

夏休みの生活

娘が、”幕の内弁当”でよいというので、せっかく6時に起きたのに時間が余ってしょうがない。小分けしてある冷凍食品をチンすれば終わり。から揚げですら1個から小分けしてある。ちなみに今日はから揚げはやめてチーズ入りのかまぼこのトッピング。相変わらずシュウマイやらグラタンやらおひたしやらたった2個のエビチリやら詰めるだけ。しかも、冷凍のまま詰めたら自然解凍して食べられるというものもある。

5分もかからない・・・
朝の6時から起きて5分で終わり。

ちなみに水曜日は忙しくお昼を食べる暇がないというので、先週はダンナの分までつくったけど、今日は娘のお弁当を見て要らないと言われてしまった。あんなのを優雅に食べている暇がないから、おにぎりとかね・・・売店へ駆け込み5分で食事を済ませる。50分も休み時間のある娘とは違う。娘には食べ終わるまでもっと時間のかかるお弁当をつくらなければならない。

このようにして夏は過ぎていく。

こうやって考えると、学校というのはミニチュア職場のようなもので、連帯責任というわけではないでしょうけど、学校のレベルとか評価の世界。だから、1人変な子がいるとなると大騒ぎになるのだろう。

登校拒否の理由が、「学校にお母さんがいないから」で、校内暴力(?)の原因は・・・知らん。元気が良すぎるとか?

で、「みんなで無視しましょう」というのが先生の指導方針らしい。わたしはよく知らなかったけど、結局、高学年になると女の子でもぶったり蹴ったりやり返すらしく、集団暴行(?)になってしまう。そうすると、やられたほうがますます怒ってやり返す。そうなるとそれが延々と続くから、「みんなで無視」するのが一番よいということになるらしい。

県内でも学力はトップレベルと先生は言う。しっかりしている子も多い。・・・・・・・女の冷たさがヒシヒシ伝わってくる。こう、なんていうか、男同士ってどこか和解に導き合うものがある気がする。ところが、女が強いとそういうわけにはいかない。あいつは悪いヤツだ、気持ち悪い、そばに寄るな、となったら、それがはっきり顔にも態度にも露骨に表れる。特に隠す理由もないし・・・

近頃では娘にも空手を習わせたり、一人娘だったりすると特に父親が教育熱心だったりする。そうすると、「女の子を虐めるなんてサイテーだ」と怒る。みんな怒ってるもんね、お父さんたち・・・むしろ母親のほうが微笑んでノラクラしている。喧嘩したくないから・・・

塾へ行くとほっとする。
女の子たちが塾の帰りにアイスをみんなで買って親を待っている。華やかなのよね・・・雰囲気が。和む。そのまま似たような学校へ行き、大学へ行っても似たようなメンバーなんだろうな。特にガツガツして勉強しているふうでもなく、そこが不思議だ。クラスにも拠るのかもしれないが。幼稚園時代からの友達も多い。

公立の学校は成績による階層社会なので、県立へ進学するとなれば上位から成績により割り振られる。私立のようにスクールカラーなどで選択する余地もない。ある意味公平なのかもしれないけど、自動的に振り分けられるとなれば、勉強するしかないではないか・・・

塾なら辞めればいい。でも、学校はそういうわけにはいかない。しかも連帯責任、成績による自動振り分け。個性もへったくれもないよね。組織なんだから。

娘に訊くと、学校は楽しいらしい。でも、友達は塾のほうがいいらしい。夏休み、子どもを観察しているうちに普段見過ごす何かを感じたりする。娘はどこまでも普通の子なので、学校でも目立たないし、塾でも目立たない。つまりは、どこへ行っても周囲に合わせるコツを知っている。

娘が夏休みの宿題をお絵かき教室へ持って行って、やっていた。お絵かき教室・・・美術研究所。とりあえず、美術教室とこれからは呼ぶことにしよう。

美術教室で描いた絵をコピーしてトレペで写し、それを学校へ提出するらしい。なんかすごい手抜き。娘に訊くと、学校では本気になれないからだそう。(本末転倒では?)

今はまだ癒し系絵画教室だけど、それが中学からはデッサン科になる。もちろん趣味や遊びでやることも可能。そうすると教室が違う。小学生までは差がない。ところがデッサン科になると、次第に辞めてしまい、最終的には6人くらいしか残らないそう。形を取る、となったらひたすら球なら球をきちんと描けるようになるまで描かせられる。”感性”なんて生やさしい世界ではない。

が、しかし、だれだれ君がどうたらこうたらと騒いで、ついでに成績階層社会でピーチカパーチカやっているなら、そうやって真剣勝負のような世界でしばし時間を費やす方が癒される。

投稿者 Blue Wind : August 3, 2005 10:23 AM | トラックバック
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