シリコンで世が変わるのか疑ってホワイトバンド誰がためにある
現実は遠き未来の玉手箱、カラッと晴れて紫外線浴び
落としても落としてもなお生い茂る木木の夏間の暮れゆく時間
蜂でさえ死すというのに生きているわたしのような強がりの夏
ナントカ人、どうでもいいとおもっても、季節はめぐる、木は生い茂る。
パノラマのバイブル出るか考古学すこし控えて歴史的、神。
信仰はみえない風におおわれた大地のように芽のいづ命
鬱蒼と要らなくなる日、考えて生きているのかわが夫という人
淡々と生まれてきては働いて、今は死ぬまで働くと言う。
太陽は東雲のうえ浮んでは森のうえから静かに沈む
深深と静かな日々が連なれば向こうの空に朧月いづ。