July 13, 2005

気分屋の散策道

本屋って不思議ですね。どこで買っても同じ本なんだけど、どんな本が欲しいかで行き先が微妙に違います。無意識のうちに使い分けているよう。広ければいいってもんじゃないし、数があればいいってもんでもない。それと不思議なことにそこへ行くとその本を買ってしまうということもよくある。

例えば、わたしは旅行関係の本を買うときには西武デパートへ行く。ついでに旅行社のパンフなどを仕入れて眺める。ガーデニングの本を買うときには、住宅地にある本屋まで行き、昔ながらの薄暗い店内などを一周しながら買う。はたまた児童書などを買うときには隣の駅まで遠征し、ショッピング・センターの本売り場で買う。短歌関係の本は近所で。どういうわけか近頃品数が増えたから。それと潰れてしまったけど、ダイエーの本屋に行くと手芸書が欲しくなった。本屋の売り場の前が手芸コーナーだったせいかも。

学生時代もそんな感じだった。駅の裏手の本屋の前を通るとパズル誌を買ってしまう。その後にスーパーへ寄る。

もう少し品数を求める時には、御茶ノ水へ行く。三省堂は坂の往復があるのと、店内をエスカレーターで上がるのがかったるくてめったに行かない。その代わり、丸善の中を散歩する。その後、本を読みながらお茶して地下鉄に乗る。駅ビルの中の本屋はせいぜい文庫本コーナーしか眺めないし、無目的に買っても重いじゃないですか・・・本って。

(トラステへのトラバ⇒「好きな本屋さん」)

投稿者 Blue Wind : July 13, 2005 11:43 PM | トラックバック
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?