太陽にちかづく夏がやってくる。七夕の星、落ちないで、空。
また一つ太陽炎(ほむら)焼けにくる夏もちかづく文月の夢は
ちっぽけにまたいでいるか地球には流るる星もむなしい塵か
人口はどんどん増えてまた増えて生まれ変わるかあの星ひとつ
深い河落としてゆくか星空はのみこむいのちいづこへ埋め
降っちゃっていいのか雨は海のうえきらきら光る海が好きだよ
スコールにのみこまれつつあの島はつなみにのまれ残骸なのか
黒い雲スコールのなか走る舟逃げ出すやうな海の道だよ
あっちへとこっちへ進むあの雲はあっというまに島のみこんだ
あっちへとこっちへうねるあの波はあっというまに島のみこんだ
明日のこと忘れてしまうカナリアはちっぽけな声枯らしているか
梅雨の芝ちゅんちゅん歩くすずめらは小さな羽根を躍らせていた
あゝ電話・・・・
投稿者 Blue Wind : June 30, 2005 08:48 PM | トラックバック