June 25, 2005

1年は長い

ミニチュア・ピンシャのマリちゃんがわが家にやってきてそろそろ1ヵ月半くらいかな。ゴールデンウィーク明けだったから。

最初来たときにはケージに上がるのも大変だったのに、今では勝手に階段を上り下りしている。月齢も5ヶ月になり、体重も1.8キロ。ベッドの上でもソファの上でもひょいと上る。お尻一つ分胴も伸びた。子犬の成長は早い。

マリがおとなしいと思ったのは最初のうちだけだった。オトくんも2歳になり、2匹で走り回られるとうるさい。オトが唸っているからどうしたのかと思うと、大抵マリちゃんに耳を齧られていたりする。小さくてもマリは気が強いらしく、オトのほうが我慢している。それでもマリに噛まれてももひよこにつつかれたようなもので、痛くも痒くもない。マリはまだ、ワンと吠えることもできない。

それぞれ別々に同じ餌をあげているのだからおとなしく食べたらいいのに、オトはマリのをとるし、マリはオトのをとる。マリは食べるのが遅いし、オトにとられないように自分のケージのなかにいちいち餌をくわえていってから食べている。そのため、マリの食事のとき、オトは繋がれている。なさけない・・・理由はオトが勝手にマリの分を食べると太るかららしい。

冗談ぬきに、マリが成長するのはかまわないけど、このところオトの首輪のサイズを穴一つ分広げた。人間だったらズボンのベルトなどで太ったとかやせたとか感じるのかもしれないけど、犬の場合は首輪。オトがおでぶになると困る。

マリが来る前はオトはわるいやつで、甘えたなやつだと思っていたけど、今ではすっかりお兄さんというよりおじさんになってしまった。犬の2歳というと人間だと26歳くらい? それでもマリが来る前はオトが抱っことうるさかったのが、今はマリがいちいち抱っことうるさい。

マリが来る前は、何かというと娘とオトが喧嘩していたんだけど、今はすっかり代がわりしてしまい、オトとマリが喧嘩している。オトを叱ろうとしてもわるいのはマリ。ほんでもマリは子どもだから仕方がないという諦めがみんなに充満し、このため近頃オトがおとなしくなった。

去年はオトくんだけペットホテルに預けた。迎えに行ったときのオトくんのうるうる眼と興奮を思い出す。捨てられたと思ったのだろうか。家にいるときより、ペットホテルのほうが手間のかからないよいこだったというのが不思議。それでも今年は2匹が一緒なのでなんとなく心強い。

それにしても犬はあっという間に成長して、おじさんになってしまう。1年は長い。

投稿者 Blue Wind : June 25, 2005 12:12 PM | トラックバック
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