June 05, 2005

【短歌】 お仕着せに泣かされてみて脱げもせず死んでも空は青く輝き

神さまにさよなら言ってうつむいて見あぐる空に微笑みはあり
あの空が空いっぱいに広がって青く浮べばわれは白雲

そうなんだよね・・・
「僕が神さまを棄てようとしても、神さまが僕を棄てないんです」

そうなんだよね・・・
本当にそのとおり。

そうなんだよね・・・

神さまに空いっぱいに毒吐いて吐いて棄てても空は微笑み
パラパラと冊子をめくり或る科白われの眼の中突き刺すがごと
ストーリー追わなきゃならぬ小説にかったるさあり、しばしとどまる。

流行を追ってるわけじゃないんです。通り過ぎても今が始まり。
新しい旧き月日を省みしわがままだつたあの頃を思う

ノスタルジー?
そんなことではないんです。
捜した空を求めてるだけ。

お仕着せに泣かされてみて脱げもせず死んでも空は青く輝き

投稿者 Blue Wind : June 5, 2005 11:25 PM | トラックバック
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