May 22, 2005

『アートバイブル』 他

昨日、再びアマゾンで4冊購入。アマゾンの良いところは時間を気にせず買えること、すでに廃刊になっている本でも買えること。なんか、クセになりそうで怖い。

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著者: 何 恭上, 町田 俊之
タイトル: アートバイブル

『アートバイブル』は以前から買おうかどうか迷っていた本で、今回オープンスクールで行った学校の図書室で現物を発見し、のんびり絵画を眺めながら聖書を考えるのも楽しいかもしれないと思って・・・
それと、聖書をモチーフにした作品の多さに圧倒されて去年イタリアから戻ってきたので、少しはイマジネーションとインスピレーションをそこから学ぶことも必要ではないかと。
いずれにせよ、ただ眺めているだけで楽しく、しかも安い。

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著者: 前島 誠
タイトル: 不在の神は〈風〉の中に

2冊目の本は、タイトルに惹かれて。
それと、レビュー。
「神はいない」と実感しているユダヤ教・聖書学者がヒトやモノとの出会いによって「不在の神」に出会うことができるということが書いてあるらしく(読者のレビューによると)、逆に考えれば、人がどういう時に神との出会いを感じるのか、そこに興味を持った。
わたし自身は、「神はいる」と実感しながら信仰心を持っている。それはささやかな日常かもしれないし、教会での不思議な出来事かもしれないし、それと不意にインスパイアされる感覚かもしれないし、聖書との対話からかもしれないし、いずれにせよわたしの場合には、「神がいなくても困らない」と思いながらも、あるいは、もしかすると神がいないほうが都合がよいと思いながらも、否定しつつ信仰心を持っているという奇妙な人生であるために、何となく同じことを違う側面で感じているだけのような気がして、是非読んでみたいと思った。

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ほかの2冊は、シモーヌ・ヴェイユ関連。特に詩集に関してはすでに手に入らないと諦めていたので、古本で見つけた時にはうれしかった。それと売れ筋を1冊。これは買うつもりはなかったのだけど、文庫は安いのでついでに購入。ほかの本を買う時ではないと送料が掛ってしまうので。

投稿者 Blue Wind : May 22, 2005 01:21 PM | トラックバック
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