May 20, 2005

とうとうクリーンセンターにまで行ってしまったわたし

家に話し相手がいるということは、朝から晩まで話しているということで、こんなに話していたのはいつぶりだろうかと悩む。

起きている間中、大抵は姑さんがいて、一人で過ごす時間というのは寝ているか娘を送迎する車の中くらいのもので、大抵は誰かと話している。それでも娘を乗せていれば娘と話し、お絵かき教室に新しい子が入り、そうするとその子のお母さんと30分くらい立ち話をし、買い物の時間を気にし、家路に着く。

もしかすると、それが普通の生活のような気もするけど、娘が生まれて以来、家の中にいる時間が長く、しかも娘が幼稚園へ行くようになると、家で一人で過ごす時間が長いため、姑さんが神戸へ帰った今、何故かわたしは自分が旅行帰りのような疲れを感じている。

どこが違うかというと、まず時計を見るようになった。

一人だとあまり時計を見ない。テレビはめったに観ないけど、テレビを点けていれば何となく時間がわかる。それと同じような感覚で、パソコンに時計が付いているため、わたしは時計を見ない。

一人だと一日が長いために、時計を気にするのは日が翳り、そろそろ娘の学校からの帰宅時間ではないかと思う頃と、塾の終わる頃。それに合わせて、お風呂も夕飯も買い物もするために、日中は時計を見ない。

それが姑さんがいると、どういうわけか時計を見る回数が増える。彼女は滞在中2日間くらい病院へ検査に行ったので、そろそろ戻る時間だろうかと時計を気にする。その後すぐに娘が戻る時間だし、そうなると慌しい。一日があっという間に終わってしまう。話しているうちに夕飯の支度をしなくちゃとか、娘を迎えに行かなくちゃとか、何かと気が急く。

その間に、クリーンセンターへ行ったり、家電ショップへ行ったり・・・

つくば市は粗大ゴミの日は予約制。いくつか捨てようと思い、市役所に電話したら持込だと安くなると言われたので、自分でクリーンセンターへ持って行くことにした。40ℓの袋に入るものは家電でも燃やせないゴミの日に捨てられるのだけど、空気清浄機や赤ちゃん用の歩行器やアイロン台などは捨てられない。かといって、市の収集車を頼むと1つ400円掛かるらしく、980円で買ったアイロン台を400円も払って捨てるのはあまりにもバカらしい。

クリーンセンターは思っていたよりも近かった。車で10分くらい走り、大通りを左折すると大きな煙突が見えて来る。

受付を済ませ、別の入り口から入り直す。ものものしい雰囲気。言われた通りゆっくり車を走らせると、シャベルカーがいくつか動いているのが見えてくる。そして、炉の前に車をバックで入れた。

娘の歩行器を荷台から降ろす。まるで埋葬のような雰囲気がして少し胸が痛んだ。粉砕するということがリアルに見えるせいか、アイロン台や空気清浄機に対しては何の衒いもなかった代わりに、娘のものを捨てるのはつらい。

いつまでもオムツをとっておいても仕方ないと思いながらも、捨てられないものがたくさんある。歩行器はさすがに壊れていたので、思い切って捨てようと思ったんだけど、自分の目で実際に炉を眺めると・・・

センターの中はゴミの収集車が入ってくるだけで一般の車両はほとんどない。まるで場違いのような雰囲気感じながら支払いを済ませるために出口へ向かう。結局、窓口で無料だと言われた。10kgまではタダらしい。いつの間に計量したんだろう。

電子レンジを捨てると20kgくらいあるので130円掛かる計算。(260円?) 家電ショップで買えば逆に下取りしてくれる。でも、今度の新しいレンジを眺めると、そのうちリサイクル品目になりそうな気がする。そうなると一気に高くなる。なんでリサイクルのほうがバカみたいに高いのか不思議。

それにしても、わたしは気が短いので、ゴミの収集日まで家の中にゴミをためておくより、というか、その日に合わせて捨てるより、燃やせないゴミなら自分でクリーンセンターへ持ち込んだほうがせいせいするかもしれない。分別ゴミの日と燃やせないゴミの日とその他諸々粗大ゴミやら古紙やらうっかり忘れると2週間くらい待たなければならない。それを考えるとゴミを捨てるのも憂鬱になる。

タッタカタッタカ自分で車の荷台に載せて捨てに行く。さすがに生ゴミは嫌だけど・・・

その他諸々、髪を染めてみたけど、まるで染まっていないわたしの髪。

なんで姑さんが来ただけで、普段やらないことをやってしまうのだろう?

というわけで・・・なんか、ずっと家にいたのにまるで旅行へ行った後のように疲れている。娘に話しかけられても答えるのが億劫なほど話すのがだるい。

投稿者 Blue Wind : May 20, 2005 01:11 AM | トラックバック
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