著者: 谷川 俊太郎
タイトル: 詩集 谷川俊太郎
谷川俊太郎の6冊の詩集、75年の「定義」
「夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった」から、
80年代の「コカコーラ・レッスン」、
90年代の「世間知ラズ」までを掲載。
谷川俊太郎の散文詩を読みながら、空白が気になる。空白があるから詩なのだそう。本当にそうなのかどうかは分からないけど、リズミカルな詩の流れを追いながらパラパラとページをめくる。なんなんだ、この世界は。柘榴が降ってきちゃったりして。大真面目な顔をして空から柘榴を降らせるのが詩人なのかもしれないと、クソマジメに読んでみた。パラパラと。