April 23, 2005

遺伝子の流出

それにしても20人に1人が国際結婚とは・・・1クラスに2人と考えれば普通のような気もするけど。国際結婚でなくても海外に赴任している家族の多さを考えると、子世代になると日本に戻ってくる気がないとかね。いずれにせよ、気のせいかもしれないけど、嫁さんを連れてくるより、お嫁に行っちゃうパターンのほうが多い。

ダンナの従姉もオーストラリアから戻ってくる予定はない。本人の仕事のこともあるけど、ダンナが日本では働けないかららしい。日本人と結婚したって、今は親の世話などする時代ではないから、結局、遠くに住んでいるのなら海外も国内も大して差がない気がする・・・親にとっては。それでいて一人娘だというのに・・・先にお墓を買ってしまったのを深く後悔しているらしい。1人になってしまったら親のほうが娘の傍に行くしかない。

かく言うわが家だって娘が将来隣に家でも建てて住んでくれるなら話は別だけど、大抵は仕事の都合でどこに住むかも分からないし、それでいて少子化の影響で子どもの奪い合いになることを考えると、今から憂鬱になる。一人娘なんだから・・・と思っても、一人っ子が多いからお互いさまとばかりに幼稚園の運動会へ行っても親や祖父母の数のほうがずっと多いことを考えると、日本人と結婚するのはやめて海外で暮らしていてくれたほうが気楽な気がするほど。

大体、結婚式のことを考えただけでも憂鬱になるではないか・・・日頃付き合いもない親戚とか、やたら長生きしている人たちを招いて何になるというのだろう。出席してほしくもない上司に仲人を頼んだり・・・葬式の次に面倒なのが披露宴。2人だけで海外で挙式というのがどうして流行るのか理解できる。それでいて、結婚となると相手方というのがあるから、勝手に決められない。

だんだんサマンサのママの気持ちが分かるようになっていってしまう。困った。娘と孫だけいればいいのよね。婿は留守がちがいいし、婿の実家からは遠く離れているほうがいいし、それでいて娘とはいえ、一緒に住むのはつらい。独身だったらかまわないけど、結婚したら別の家庭だもの。

娘を留学させる時には気をつけよう。婿を拾ってくる可能性が高い。娘の結婚と同時に改宗してしまうという一発逆転もありいか?

考えよう。

それにしても、日本人の血を引く外国人がたくさんいるというのも不思議だ。そのうち法律も変わるかもしれない。

投稿者 Blue Wind : April 23, 2005 11:40 AM | トラックバック
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