⇒トラステへのトラバ: おすすめ読書術
いわば読書というのはわたしにとっては単に生活だったから持ち歩いてまで読んでいたわけで、その習慣は変わらず、今でも足下に100冊くらいの本をダンボールの中に種分けし朝からフットワーク軽く日課をこなしている。
今は、そのダンボールの中の本の多くが歌集や詩集、辞典の類に変わっただけで、そのほかにも語学関係やガーデニング、聖書が4冊積まれている。これだけの本を昔は何がどこにあるかインデックス化され記憶されていたのに、近頃ではすっかり怠惰になり何がどこにあるのか現物を見ないと分からなくなっている。
■これだけの量をつないでいるのは、目的意識
目的意識なしの読書は不毛な活字で目を潰すようなものである。一つの読書により得た知識が干渉刺激となり、次の読書を妨げる。時間と精神に余裕のある人なら別かもしれないけど。
■本は目次から読む
その昔、わたしが家庭教師から学んだ読書術というのは、「本は目次から読め」というものだった。よく考えたら、必要なことは必要な手続きにより順番に並んでおり、目次に目を通せば大体何が書かれているか分かるようになる。重複した内容が多いせいかもしれない。
■必要とはどういうことかというと、熱意である
例えば、旅行へ行く前の1週間で簡単な挨拶と5W1H系の質問と、数字を覚える。それによりコミュニケーションが随分変わる。そうなると一夜漬けをするように語学にのめる。
■集中して読む
ランダムに読んでいるようで、似たような分類に位置する本を手当たり次第読んでいく。それにより脳の働くスピードをアップすることができるようで、例えば、歌集なら歌集、詩集なら詩集という具合に読みこんでいく。一つに限定するよりも数冊を常に読み比べるくらいがちょうどいい。そうしないと逆に持続力が低下するような気がする。
小説などの場合は、同じ作家の作品を飽きるまで読む。
■携帯する
どこへ行くにも一冊以上は持ち歩く。
■興味のないものは後回しにする
必要性を感じても興味の持てないものは放置しておく。これにより多くの未読本が常に発生することになるので絶対におすすめしたくないけれども、興味のないことにエネルギーを費やすには人生は短すぎる。このため、インデックスを押さえておくということが一層重要になる。
■本屋で本のタイトルをチェックする
それはいわば黙読のようなもので、常にタイトルを記憶しておけば役に立つこともある。特に知らないキーワードが集中して並んでいるときには、買わないまでもパラパラめくっておく。とりあえず、どんな内容が書かれているのかくらいはその場で理解しておきたい。もしかすると必要になるかもしれないから。
■その本との関わりを明確にする
つまり、短く書いてもダラダラ書いても言いたいことは一つだったりする。このため、何が言いたいかをチェックしながら読む。それによりかなり難解な単語の並んだ本でも楽に読めるようになる。
■美しい言葉を拾う
知識を拾いたいのなら、出て来る用語を覚える。が、しかし、それ以外のストーリー系の書籍については知識よりも言葉を拾う。不意に脳裡に浮ぶようなインパクトのある言葉。それが脳を広げてくれることもある。
* 昨日、このお題でトラバっていたのに気がつかなかった。そういえば、書こうと思って不意に思いついて記事の内容を変更したような・・・・もう忘れている。近頃ボケが激しい。
投稿者 Blue Wind : April 20, 2005 11:22 AM | トラックバック