April 07, 2005

【今日の短歌】 冷たさと明るさのゆく陽のみちは慣れない春にとまどふ桜

昨日までの冷たい風が嘘のやう晴れわたる空澄みわたる風
キャンドルを下から燈す春桜すこしずつ花広がりゆかば
冷たさと明るさのゆく陽のみちは慣れない春にとまどふ桜
公園の小さな桜伸びゆかば吾子育ちゆくとおりゆく風

パパさまは「かくあれかし」とつぶやいてみそらに舞ひし白い雲あれ
みそらにぞゆく雲あらば白白と光さしたる澄みわたる風
少しずつ芽を吹く桜花びらの舞い散るまでは彼方のみそら
たましひのゆく雲あるかみそらにはふわふわとした愛の吹くみち

月さえも青いおそらに浮んでる大きな顔をのぞかせる窓


ご返歌☆mihoさまへ

遅咲きと言われし桜手折り来て明日を迎える息子緊張(mihoさま
桜木を手折る背丈に伸びゆかば春の新芽は子らの声聴く(しらいし)


ご返歌☆湖南さまへ

こひこころ あればたくさんの 歌をよむべし
言霊の不可思議なるわざ(湖南さま

恋文になぞらへうたふ歌詠みの羽のはえたるこころはうさぎ(しらいし)

投稿者 Blue Wind : April 7, 2005 01:42 PM | トラックバック
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