April 04, 2005

店頭売りの情報のようなブログ・サーバの比較

『ポジティブ生活』が暫定的にお引越しされたようです。こういうのを見ると、すぐにわたしもつくってみようかと思ってしまう。ネット・ユーザってそういうものなのよね・・・どこのブログ・サーバでも、結局、幽霊ブログをたくさん抱えているのは、わたしのようなちゃらんぽらんユーザが多いからだと思う。(それとスパム登録?)

やっぱ、自分で使ってみないとその使い勝手が分からないし、つくってみて気に入らなくて放置しているブログが今の時点で4つある。

一つは、ウェブリーで、これは自由度が低いのと記事の羅列がとてもつまらなかったので捨てている。楽天プラザなんてつくっただけでデザインが気に入らず、一度も更新していない。gooは、旧ガイアックスの全廃に伴い簡易gooに移転したら自動的にできてしまったブログ。こちらは改造までしたのに、一度も使っていない。プロフィール欄がどうもいまいち気に入らなかったのと、ノリがgooなんで、gooは2つ要らないなーというのが率直な感想。

ココログは、わたしの場合、お昼のニフ会員でもあるために(旧フォーラムへ参加するために加入した)、たしかサイトまでアップしてあるような気がする。でも、そのうちニフを解約しようと思っているので、あることも忘れている。

絶対に使いたくなかったのが、はてなダイアリー。これって短歌をアップして、そこにハイパーリンクのアンダーラインが入ったら歌人としては情けないでしょう。普通の記事なら便利な機能でも、わたし的には見栄えが悪いのでやめた。

ヤプログもそれなりに可愛かったのでスキンを探したけれども、何となく気に入ったものがないのでやめた。

そうなると、エキサイトかライブドアかアメブロくらいしか選択肢がなかった気がする。

で、結局、一番ユーザの少なそうなアメブロを選択した。タレントのブログがないというのも選択した大きなポイント。ちょっと有名人のブログとなると2チャネラーの温床となる。そのノリで自分のブログを襲撃されたらかなわん。ガイアではかなり苦労したため、テキスト主体のブログにこだわろうと思ったら、アメブロがとても都合よく思えたわけである。

実際、わたしはアメブロにお引越ししてきて以来、ネタに困ることもなくなった。いくつかお気に入りブログをサーフィンするだけでその日のネタが決まる。検索してまでネタを探す気はない。それは、やたらと重いとか、ぐったりするランキングとか、リニュ被害とはまったく関係のないお話。更新情報が届くというのは素晴らしい。

自分でMovable Typeを改造してつくっているブログもあるけど、まじにスパムコメントが一日に2000個くらい飛んでくるようになったら、管理しきれないもの。ひたすらアクセス禁止に徹するしかない。

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ハイパーリンクを貼るのがつらいので、もっと詳しいことを知りたければ、ネタの使いまわしで申し訳ないけど、『まあ、待て。ブログを借りるならここを読め。』が参考になるかも。
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結局、インターネット・ユーザというのはわたしみたいなノリが普通なのではないだろうか?

雨風呂雑感として、一つ感じたのは、「書く」とか「読む」とか、それが一体何なんだろう?ということかも。実際にブログを書いて、それを出版してというノリがほかのブログ・サーバであるかどうかは分からないけれども、それがアメブロの良さでもあり悪さでもある。

ウェブはもともと無償提供の世界で、だからこそわたしみたいにタグの一つも知らなかったにもかかわらず、いろいろなことを誰かに教えてもらいながら覚えてきた人たちも多い。一人で読書して覚えるというノリではない。

先日の『あめまにゅ』の記事に対して、みんな(ネット・ユーザ)が怒るのは、簡単に言うとそういうこと。ネット・ユーザ同士のコミュニケーションなら、「タグを知りたいなら、こういうサイトがありますよ〜」っとかね、せめてその程度の親切心や人情を見知らぬ誰かのために持つのがネットである。それがいきなりこういうブログができるところも変だし、普通だったらサポートBBSとかね・・・質問をアップしておけば誰かが答えてくれるみたいなほうがインターネットでは普通だ。通りすがり的に知らない人たちの情報交換により支えられている。

『怒りブログ。』に怒りを発信してどうなるんだろうと思うんだけど、売ることを離れてユーザを考えてもらえないかなーってたまにC社には思う。

わたしは本を購入するには目的によって手段が違うために、本というのは基本的に店頭にはないものだと思っている。だから、わざわざ大きな書店にまで足を運ぶということはそういうことで、その点ではインターネットは便利なツールだと感じている。

ありふれたものは店頭でいいわけさ・・・例えば雑誌や人気作家の新刊本とかね。どこの書店にでも置いてあるようなものは、気楽に散歩がてら店を覗けばいい。そういうのは駅の売店を覗くようなものであり、本をわざわざ取り寄せる、という世界ではない。

なんで取り寄せるかというと、必要だから。文献を探すのと同じような感覚。文献にしても自分のところで手に入らなければ図書館で検索してもらい、紹介状をもらってほかの大学の図書館へ行った記憶もある。国会図書館とかね・・・わたしは、割に現物主義だったからその手の苦労は少なかったかもしれないけど、本というのはそういうものだという意識がある。

それと、店頭売りとを一緒に考えるのは変な気がする。

どこのブログ・サーバが使いやすいよ〜っていうノリは、どちらかというと店頭売りの感覚に近い。

投稿者 Blue Wind : April 4, 2005 05:23 PM | トラックバック
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