April 01, 2005

タイミングとカテゴリー

せっかくコメントを書いたのに、どうやらまた飛んでしまったらしい。アメブロが重いと感じる理由は大抵コメントを書いた時のような気がする。

----こらこら、他人の恋愛話までネタにするのか?

する!

それくらいじゃないと毎日更新するなんて不可能・・・

というわけでnattoさん、ごめんなさい。わたくしはちゃんとコメントを書いたんですが、アメブロが・・・・(^_^;)

今は地球が狭くって、わたしが遠距離恋愛を諦めた時代とは違う。今にして思うと、no realityと言われた理由が理解できる年頃になってしまった。好きでも、no reality。それは本気だとか本気ではないということではなく、わたしはとりあえず大学は卒業していたものの無収入。あちらはドイツの高校生。インターネットも当時はタッチの差でポピュラーではなく、せいぜいエアメールを書くくらいでしょ?

一緒にしたら悪いか・・・

でも、結婚はできないが恋はできる年齢。それでいて、no reality。わたしは親が金出してくれないと渡欧できない。今の時代より渡航費も高かった気がする。あちらは親が仕事で日本に来るとき、ビジネス・チケットをエコノミー2枚に分割してもらうとか、そういう情けなさだった。

その後、ドイツには大学へ入る前に兵役検査があることも知ったし、彼が運良く兵役を免れ、その後ミュンヘンを離れ、少し遠くの大学へ行くことになったことまでは知っている。今にして思うと、あれは一体何だったのだろう・・・みたいな不思議な恋だった。

ちょうど時を前後して、友達がイギリスへ行くことになった。ロンドンに転勤になってしまった元恋人を追うため。行く前にはウキウキしていたようだけど、結局は向こうへ行き、1ヶ月で現実を知り、別れることになった。結婚まで決まっていたのに、仕事の都合があるからと、結局、彼は一人でロンドンへ行くことになった。仕事の都合があるのは彼女のほうも同じ。つまり、彼女にしてみれば、そんなに簡単に退職できないから時期を変えてほしいというだけのことが、人生を変えてしまったらしい。

タイミングなんだろうな・・・

その後、二人は別々の人と結婚して・・・というケースは叔母さん。叔母は40歳で未亡人となり、叔父さんの遺言で、恋愛はいくらしてもかまわないけど再婚はダメと言われている。

彼氏はいるのである。それが大昔に結婚を考えた人だというから驚き。そのうち、ビジネス・パートナーとなり、不倫だ。

「・・・だって、不倫でしょ?」

って叔母さんに言ったら、怒ったのなんのって・・・

「私の年になったら誰でも結婚してるのよ!」

と、切り替えされた。

もうかれこれ20年近くなるけど、叔母はまだその彼氏と付き合っている。「60歳を過ぎたら結婚しようかな・・」って、この前従妹の結婚式で久しぶりに顔を合わせたら言われた。敵?は、まだわたしの言ったことを覚えているのだろうか・・・

この手の話題は尽きない。なんでかというと、一度軌道から外れてしまうと、実は結婚というのも一つの生活であり、なんていうか、生活の外にあればあったなりに通過してしまうものらしい。

それでいて、アモールのおばさんの愚痴を考えると複雑な心境。

アモールのおばさんというのは、わたしが学生時代に入り浸っていた喫茶店のママで、母と同い年。若い頃に離婚し、わたしより5歳上の娘がいる。娘が結婚してから自分も再婚し、しかも同居している。このため、孫にとっては血のつながらないお祖父さんがいることになる。

が、しかし・・・生まれたときからお祖父さんなんだから、孫からしてみたら祖母が再婚して祖父がいるということは理解できない。しかもめちゃくちゃなついている。

ここまではハッピーエンドみたいでしょ?

ところが、娘さんからしてみたら義理の仲だからそりゃ大変。だったら別居したらいいのに親からすれば孫が可愛いから譲らない。年中、母子で喧嘩しているくせに、今度は寝たきりになったら娘に迷惑が掛かると言い出し、「なんで再婚なんてしてしまったんだろう」と後悔している。他人の世話までわが子がしなければならないということに、深い負い目を感じるらしい。

ヘンな家族。

まあ、じいさんが他人なら婿も他人だし、他人は他人同士、孫を挟んで仲がいいらしい。わけ分からん。

恋愛と結婚と家族、というのはまったく違うカテゴリーらしい。

投稿者 Blue Wind : April 1, 2005 09:43 PM | トラックバック
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