March 28, 2005

【今日の短歌】 その夕べ麗かな陽の森のうえ消えるともなくドア閉したるは

イースター通りすぎたと雨の日の昨日の春の茫洋を思ふ
天国は消され築かれ春の陽の幻のごと空につづくか
まどろみは春のものかと枯れすすき杞憂の原に身をやつし立つ
水仙は雨に濡れてぞ輝きを淡くもひかり濃くも背みどり

今のこと怒っているか吾の手は電子儚く歌を消すべし
あの歌はこの歌はなど惑うなら少しは記憶もどりゆくかな
あの過去は静止しているされど今消えてしまつた歌は戻らぬ

杞憂すら待ち望みたる桜色すぎゆかば春イースターゆく
その夕べ麗かな陽の森のうえ消えるともなくドア閉したるは
背に受くしまばゆき夕陽すみとおる背に受くし春昨日は去りし

麗らかにまぶしき春は車だに置きざりにして遠のく景色
何もかもこじつけるとも理屈とも不満とさえも思えぬ夕べ
雨の音聴こえもせぬが道をゆく車の音の絶えることなく
昼下がり緑深まる雨の音もうどうだつて春じゃないかと


画像を選んでいるうちに間違えて、歌を消してしまった。
電子文字なんて嫌いだーーーーーっ!!!!
詠めない、悔しい、それでも詠む、負けない、苛々。

ま、いっか。
諦めよう。
運命だ。

投稿者 Blue Wind : March 28, 2005 02:02 PM | トラックバック
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?