今時、インターネットが匿名だと信じている人たちなんているのだろうか? 今日もヒマな主婦ブロガーであるわたしは記事のネタを探すために徘徊する。すると・・・
きらり〜ん、と目に入ってきたのが、慶長さんの『ブログでクビになった人びと』という記事。どうしてこの手の話になると、自分がウキウキしてしまうのか不思議。アメブロは社長も社員もブログを書いているし、ごまちゃんねるによると社長の奥さんまで書いていた? ということは社員の家族がブロガーしていることもあるでしょうし、世の中のネット・ユーザがどの程度バカ正直に自分の所属を書いているか懐疑的だ。
それでいて、以前どこかの女医さんが酔っ払って医局の話を書いたら、それこそ大問題になり、クビになったんじゃなかったっけ? わたしなんて無責任だから、「よくやった!」と思う反面、ダンナとちらりと目が合い、「あ、わたしのブログは短歌のブログですから・・・」と笑ってごまかす。
もともとが匿名で書いていたし、それなりに毒舌系の日記を書いていたから、自分でもかなり低空飛行をしているような気もする。それでいてネットの毒に慣れてしまうと、わたしの書いていることなんて海の中の一滴。書きたいことは山ほどあるけど、結局は書けないですね・・・なかなか。
以前、ダンナが職員の忘年会か新年会で、近頃では院内禁煙が徹底しているために普段ヘビースモーカーといえども職場では一切吸わない人たちが多いため、うなぎ屋に座ってタバコ吸いたいなーと思いながらタジタジと周囲を見回していたわけですよ、彼は。その時、いきなりぷわ〜っと煙があがったのを見て、やたらと感心していたことがある。
なんかね・・・うなぎ屋の宴会場だよ? 灰皿もたくさん置いてあるでしょう。お酒も出たかもしれません。なのに、大の男がタバコ一本吸うために周囲を見回し、喫煙所を探すがごとくタジタジしているという・・・高校生じゃあるまし・・・それがうちのダンナだけではなく、雰囲気というの? 皆が皆そういう雰囲気で、ここは一つくだけた席だから、ということで誰かが音頭でも取らないとどうにもならないのでしょうね。
分かるような分からないような・・・
それでね、その時にぷわ〜っとやり始めたのが、病院の女性カウンセラーだったらしい。あ、もうその瞬間、その場で何があって何が起こってなんでそうなのか、すぐにピンと来ました。同時に、その話をどうして彼がわたしに言うのか、最後まで聞かなくてもすぐにピンと来た。
商売だから・・・
その後、場の緊張が解けて、自然とわいわいがやがやその日の宴会は無事に終了したのでしょう。たかだかタバコ一本のことで生きるの死ぬのという時代ですから、そういうストレスと喫煙とどっちが健康に悪いか、地球に孔が開いてからのんびり考えよう・・・
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今日は、本当は最初に長野智子さんのブログのネタから書き始めようと思っていたんだけど、途中で変更。実際問題、こちらはプロではないから書こうと思えば書き放題にも書けるけど、それでもどの程度まで書いていいのかなーということはどこかを手本にしなければならないわけで、yaplogだけじゃないけど、あちこちのブログを提供しているサーバをサーフィンしているうちに見つけた。
一つ感じたのは、やはりアメブロとの違いでしょうか・・・落ち着いているもの、雰囲気が。自然体っていいですよね。その中で、数ヶ月前にホリエモンに取材した時の話が書いてあるのだけれど、どこかエピソディックで洗練されている。
それにしても、ホリエモンの欲しかったのが単に「知名度」だとすると、それはすでに達成された観はある。が、しかし、正直、一昔前だったら企業イメージというの?それなりに企業のイメージというのがとても重要だった気がするのに、マイナスイメージすら商売にしてしまう時代なのかな・・・と、ちょっと感じました。
それね・・・ライブドアだけの問題だったらいいのだけれど、インターネット・ユーザとして考えると、ネットは匿名だからとか、危険だからとか、ネガティブ・イメージばかりが先行してしまいそうで、実際、そういうところはあるし、それでも数年前に比べればかなりマシになった気もするし・・・それでいて分からないな、今でも。
でも、何となくよい雰囲気だと思いませんか? 今はフリーとはいえ、かつてのフジテレビのアナウンサーとホリエモンとの会話。ちまたに、「ライブドア対フジテレビ」みたいなタイトルが蔓延する中で、何となく洗練されているような気がしたのですけど。
投稿者 Blue Wind : March 26, 2005 03:45 PM | トラックバック