March 15, 2005

電車の中のネット・ジャンキーの実態?

Shigeさんのところで面白い記事を見つけた。電車の中のインターネット・ジャンキーの実態? 首からもPDA、手にもPDA、かばんの中からまたPDA・・・一体彼は何をやっているのでしょう?

コメントにも書かせていただきましたが、わたしはきっとこういう人たちにいろいろなことを教えていただきならがネットや機械を覚えていったのかもしれません。彼らの特徴は、IT関連の人もいれば単にパソコン通信の頃から機械をいじくりまわすのが趣味だった人もいるし、やたらと機械には詳しいこと。

それともう一つ・・・やたらとリアルとバーチャルを分けたがること。

すごいですからね・・・機械に名前をつけ、機械ごとに用途が違う。何をやっているかと思えば、機械Aは仕事用、機械Bは趣味用、機械Cはネタ探し用、という具合に、中には複数のプロバイダを契約し、それぞれメルアドからIPアドレスからすべて違うものにしてしまう。

それでね、いくつものハンドル名やネット人格を構成し、やばいところへ出入りするときにはプロキシ、サイトの管理にしても同じ来訪者なのに同じ管理人が管理していることに気が付かないことを喜んでみたり、とにかくヘンな人たちが多い。

1人で複数のネット人格を操っていると混乱するから自然と機械を使い分けるようになったのかもしれないし、それが女だったり男だったりジジイだったり、とにかくはちゃめちゃ。自分的には、そういうことはインターネット社会を混乱させるだけだからやめてほしいと言っても無駄な気がする。だって悪いことをしているという意識がないほど機械にはまって遊んでいるから。

大抵は、自分はリアルではまともだと思っているらしい。

職業的バイアスってあるから何とも語れないけど、少なくても電車の中で複数の機械で遊んでいる姿はどこか変だ。まともとは思えない。

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それとは別に、本当に精神的にダメージのあるタイプのジャンキーも多い。ネットでの人間関係に依存しているから、上述の人たちとはまた違った意味で、ネット人格を構成している。

ネットの場合、やりなおしがきくから。例えば、人間関係がとらぶり、とてもそのストレスに耐えられそうになくなり、消えてしまいたい時など、実生活では無理なことでもネットでは簡単です。サイトを閉鎖したり、メルアドを変更したり、ハンドル名を変更したり・・・それでいて、親しい人にだけ変更したことを知らせるなどということはざらにあります。

中には友達の駆け落ち?を怒っている人もいた。グループで常連化していたはずが、2人だけ消えていたとかね・・・

おおげさでおおげさで・・・たまにあほらしくなる。

結局、関係性の問題らしい。それでいて関係性のニーズが違うと、言っても通じないからそういう時には諦めるしかない。

たまに思うんだけど、歌人としてサイトやブログを運営するようになり、それが主婦サイトやブログとどこが違うのかといえば、例えば、アドレス帳だけを眺めても実名ばかり並ぶようになったことかも。

ネットを始めたばかり頃は、ハンドル名の世界でしょ? で、親しい人にだけ写真を送ったり、住所を交換したり・・・それが普通らしい。それでもメルアドはネット用というのかな・・・うまく説明できないけどそういう感じ。いつでも捨てられるようなもの。

わたしの場合、その手のメルアドはどういうわけか今は神父さんのコミュニティに参加するためとか、政府のメルマガなどに使われているだけ。

そうなると、なんか近頃めんどうで・・・BBSにレスを書いたり、とか。反省せねば・・・

ブログは、ブロガーの世界だから、そういう意味で旧弊な意味でのネット・ジャンキーを一掃する効果があるような気もする。それと身近なメディアとして、今までだったら受信するだけだった世界とのコミュニケーションも存在するわけで、そういうことも慣れてしまえば当たり前になるだけのような気がする。

某ブログで、「今は主婦の人たちでもネットをするようになったし・・・」と書いてあった。なんかね・・・なんでそういう偏見が存在するのか不思議だ。うちの近所のおばさんたち怖いぞ〜、大学くらい出ていて当然だし・・・「どこの院だったんですか?」の世界でもある。

ネットでも、ママ友のサークルだと、元官僚、元刑事、元何とか、という具合に顔が見えないって怖いなーと思ったことも多い。

話聞いてみるとね・・・だからネットが楽しいんだってさ。

投稿者 Blue Wind : March 15, 2005 02:18 AM | トラックバック
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