やさしげに微笑む陽にはやさしげな透きとほる目のみつめあふ空 空からの光輝けば今の陽射し明日もあるかと彼にとふ吾 とどまりぬ重ね鉢寝る芝のうえやはらかき陽のゆれることなく 空の陽よ微笑んでみて明日の空透明な色浮んで青く やはらかき愛そそぎゆく陽の光微笑みのなか空は永遠 泣き声に生まれ怯えてやすらかに死す最期の日微笑んでおり 空からの視線は光まばゆくも浮遊のままにぽつりとねむる