February 22, 2005

適材適所

今、わたしは10年ぶりくらいでドラクエをやっている。いや・・もっとかな。学生時代はファミコンが好きで、ソフトの発売日には速攻で買っていたのに、娘が生まれて以来古いソフトは小屋裏部屋のダンボールの中にでも入ったままなのだろう。どこにあるのかも忘れている。

この前、ってそれすらいつか忘れたけど、娘と一緒にダンナがゲームボーイをやっていたのは知っているけど、とうとう彼はプレステを買ってきてしまった。彼にしてみれば、それこそ10年ぶり以上の快挙かもしれない。

これも結核のおかげだ。結核にならなかったら、風邪で熱を出したくらいだと、自分が点滴打ちながら働いている始末で、ゲームどころではない。なんせ自分の親が危篤だというのに職場を空けられない過酷な世界だからね。

一番困るのが、一般社会との病気や怪我に対する認識の違いかもしれない。わたしはちょっと指先を切っただけでも死ぬんじゃないかと大騒ぎするタイプだったんだけど、なんせうちのダンナは感性が違う。あの世界は、「ナイフで刺したくらいで人は死ぬことはない」ということを実証している世界だし、大阪の小学校で児童殺傷事件が起きた時、彼が一番驚いたのは、犯人がいかにプロかということだった。普通はありえないらしい。後になり、犯人が元自衛官だということを知り、納得していた。

その陰で、わたしが一番言いたいことは、わたしは普通の主婦なんだよ〜ということかも。事件が発生して、小学校の警備の強化や子どもの送り迎えに神経を尖らせているというのに、このギャップ。

娘が具合が悪そうにしていても、ダンナが大したことないからと学校に行かせる。すると、速攻で保健室から電話が掛かってきてしまう。微熱や顔色の悪さが理由。開業医だったら、とたんにやぶ医者と言われてしまいそうで怖い。専門で、予約制でやっているから先々まで予定が詰まっている。

どんな世界にも適材適所ってあるのかもしれない。

投稿者 Blue Wind : February 22, 2005 12:14 AM | トラックバック
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