February 12, 2005

メリー・ザ・娼婦

そりゃないでしょ、Natさん!

というわけで、チャールズ皇太子とカミラさんの再婚のニュースをネタに記事でも書こうと思いながらサーフィンしていると、.Nat Zoneでは『30-34才独身男の3割は童貞』という記事。しかも、18-34歳の独身男の半分以上が彼女も異性の友人もいない? その陰で、増加する不倫?

はあ〜〜〜、情けなか〜〜〜(泣)
少子化の本当の原因は、↑これだったりして・・・

短歌でも不倫の歌の多いこと多いこと・・・一昔前なら驚きもしたかもしれないけど、近頃では、「そのネタは飽きた」とか、「あんただけじゃないのよ」というドライな批評すら。

それよか、こういう記事を『ダイアナ・トリビュート』を聴きながら書いているあたしって・・・昨年か一昨年に、行きつけのレンタルショップで中古CDの払い下げをしている中で見つけた。まだ聴いていなかったのを思い出す。

わたしは・・・一夫多妻とか不倫というのは無理だな。ダイアナ妃ではないけれども、精神的にそういうダメージには耐えられそうにない。何がダメージかというと嫉妬という以前に、恋愛観・結婚観そのものを支えているのが、自分が必要とされている感覚だもの。好きとか嫌いとかそういうこと以上に、自分が必要とされている感覚の欠如そのものに耐えられない。

そんな苦労をするくらいなら、さっさと離婚して・・・生活費だけ送ってくれたらいいや。(←これ言うと、目がつりあがるんだよ〜、きゃきゃきゃっ) 家も子どももわたしのもの、ついでに生活費を送ってもらって、ハワイで年下の彼氏とかね・・・鬱々家庭にしがみついているよりそっちのほうがいいような気がする。

本気でそうやって考えていると、男というのはずるい気がする。計算するんだろうな・・・あれこれ。まずは、子どもを失うリスク、今は若くてもしょせんババアになる女、そういうリスクを背負ってもいいと思えるようなイイ女がうちのダンナのようなくたびれた中年を本気で相手にするだろうか? 
で、家族に捨てられ、女に捨てられ一人になってしまうことを考えると、鬱々し始め、「まほ〜」ってなるんだろう。信じられるのは娘だけか? が、しかし・・・父親にしがみつかれるといやなので冷たい娘。ありゃ不倫は無理だね・・・うちのダンナは。

そこで、メリーさん?

この前、咲蓉子さんのブログで、『さよならメリーさん』の話を見つけた。パンパンと言うの? 米兵専門の娼婦。メリーさんクラスになると若い頃は将校のオンリーさんとか、いわゆる高級娼婦の部類だったのだろう。そうなると食べ物のない時代に食べ物を与えられ、お金もあり、美しく着飾り、普通の日本人が入れない所にも出入りする特権。それでいて寂しい晩年、か。

奥さんや恋人というのは、娼婦ではないな・・・妾や愛人とも違うな・・・

どこが違うのかわからないけど、明らかにどこか何かが違う。世の中には子どものいないカップルも多いし、今は籍を入れずに一緒に暮らしている人たちも多いし、要するに関係性の違いとしか語れない。

チャールズ皇太子とカミラさんの場合、どうなんでしょうね。不倫というより、すでに青春時代から恋は始まり、それがいまだに続いているわけでしょ? だったら最初からカミラさんと結婚していたら誰も不幸にならなかったのに。美貌でも若さでも人気でも圧倒的にダイアナさんのほうが魅力的なのにねぇ・・・

まあ、いいや。ここはあまり捻くれて考えず、ある意味、チャールズ皇太子を支えていたのはカミラさんだったのかもしれないし、そういう意味では、真の配偶者というのがダイアナ妃ではなくカミラさんだったということが不幸の始まりだったのだろう。

結局は、心のつながりの問題なのかも。メリーさんは、誰も信じることができなかったから娼婦だったのだよ、あっさり語れば。

投稿者 Blue Wind : February 12, 2005 03:41 PM | トラックバック
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