February 12, 2005

和歌とわたし

和歌はわたしに似ている。わたしは和歌は好きではなく、常に自分好みにアレンジし、それでいてきちんと定型詩のリズムを守り、伝統という名目の下に保護されている。自由であり、不自由であり、飛び出せそうで飛び出せず、そのくせ素直に存在している。好きな人は好きであり、嫌いな人は嫌いであり、それでいて引き摺るものが大きく、これを否定して大きく変えてやろうという野心は常に打ち砕かれ、また誰かが古来のまま口ずさむ。和歌はある意味わたしそのものである。

投稿者 Blue Wind : February 12, 2005 12:34 AM | トラックバック
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